肯定
今回はいつもとは全く違う話ですよ。
僕、肯定はテツガクちゃんと一緒に『カバーストーリー』を書きました。
そこで、ネットで小説を書くときのポイントを残しておこうと思います。
まず、閲覧数欲しいですか?
テツガクちゃん
誰だって、閲覧数は欲しいですよね?
でも、私達も全く伸びてないのに……閲覧数の話ですか?
肯定
確かに全く伸びてないですが、伸ばす可能性があるポイントを僕は既に行っているよ。
もちろん、SNSなどでの宣伝も大切ですし、タイトルも大事だと思います。
表紙に何でもいいから自分が描いた絵などを使えば、やはり有効だと思いますが、どれもその時だけ有効です。
逆に時間が経つにつれ、効果が増すポイント。
それは小さな話の追加です。
テツガクちゃん
えっ、小さな話の追加って、私達の小説で使いました?
肯定
使いましたよ。
『カバーストーリー』では、『金のなる木』や『夏といえば怪談』といういつもの話のリンクを入れておきました。
するとやはり閲覧数が上がるんですよ。
小さな話の方がですけどね。
例えば、『妖刀物語』という立派な小説を書きました。
そこで、こんな文章があります。
信康が持つ刀は、刀匠村正が作った『伝説の妖刀村正』だ。この妖刀を持った者は人で試し切りをせずにはいられない。信康も例外ではなった。
文章中にある『伝説の妖刀村正』というワードがありますよね?
これに小さな話をつけるんです。別の作品として。タイトルはなんでもいいので、『伝説の妖刀村正』について話を組みます。
それを本編の『伝説の妖刀村正』という文章でリンクさせるんです。それをクリックすれば『伝説の妖刀村正』の別の話が読めるように。
この場合はこんな話はどうでしょう?
刀匠村正は伝説の剣豪でもあった。彼は里の人から頼まれ、山に住む妖怪を退治した。
しかし、退治した妖怪は村正に取り憑き刀を作らせる。そして、その刀で里の人達に復讐を果たす。
我に返った村正はその刀を壊そうとするが、突然命を落とした……。
と言う感じで、『村正』という人物と『妖刀村正』について何か話を作ります。
それを読めば、『村正』と『妖刀村正』について詳しく知れるような話を。
そんな感じの小さな話を何個か挟むと小さな話の閲覧数が上がり、そこに本編のリンクも張っていたらどうでしょうか?
相互作用して徐々にですが、閲覧数は上がるでしょう。
テツガクちゃん
なるほど、設定の掘り下げの話を別の話としてするんですね。
でも、なぜそれをわざわざ別に作った方がいいんですか?
一本にした方がいいんじゃないですか?
肯定
もちろん、一本の方がいいのかもしれないけど、このケースはこういうことが期待できます。
『妖刀物語』を八月一日に公開するよね?
それで、村正についての小さな話を八月十日に公開する。
更に政宗という新しい人物について十五日に公開して……と繰り返すと、新着で気づいたお客さんを取れる確率が、一本より遥かに上がると思うんだ。
逆に本編の前に小さな設定の話をたくさん公開した後に、本編を出してもいい。
とにかく、大事なのはコンテンツの稼働率!
そうすれば、創作の勘も磨かれ、自分も成長できるから。
最初から一本の大作を作れないなら、まずこのやり方を試してみてもいいのかもしれない。
仮に、超大作を創れても、それを一本出して終わりだと、その後は伸び悩むと思う。
でも、普通のサイズを一本。その後、小さな話を定期的に出してお互いリンクさせておけば、それなりに効果があると思う。
この手法は出版本では通用しない。ネットだから出来ること。
気軽に新しい話を追加して情報を足して、お互いをリンクさせて、メインコンテンツの稼動期間を延ばせる。
稼動期間が延びれば、その分人の目にも留まる、と思うんだけど、どうかな?
テツガクちゃん
なるほど、それでやたら『北を指さない羅針盤』や『洞窟の比喩』の閲覧数が他よりいいんですね。
この二つは、他のシリーズでもよくリンクを張っていますよね?
それなら確かに効果アリかもしれませんよね。
肯定
でしょ?
特に会話だけのショートストーリーとかはやりやすいので、そういうのでキャラの設定を知ってもらって本編へ、と誘導してもいいのかもしれません。
閲覧数が欲しい場合、コンテンツの稼働率を伸ばすために、小さな話を定期的に出して、お互いをリンクさせてみたらどうでしょうか?
もちろん、僕達はその手法を今後も使っていきます。
そして、これ自体がその一つになっていますけどね。
形などにこだわらず、最初の一歩を踏み出してみることが大切です!
そして、それをできるだけ続けること。
稼働期間を延ばすためにも、無理はせずできることから初めてみましょう!
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それでは、また次の機会にお会いしましょう。
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