中間色の事件簿便り一覧
『中間色の事件簿便り』シリーズ紹介。
探偵が10の痕跡から、1つの真実を見つけるのであれば。
表幻者は1つの痕跡から、10の幻の実をつくる。
表幻者のテツガクちゃん。
それから、相方であり助手のような。
その中間の狭間の肯定。
そんな二人が、何かの事件のような曖昧でぎこちない日々。
そこにある、今、この瞬間に挑む。
不定期更新の読み切り短編。
それが、『中間色の事件簿便り』です。
『存在と同時に存在しない』や『Mr.ジョーンズ』のように。
普段の『テツガクちゃんと肯定』からの常套句もあれば。
『情報時代の野蛮人』や『グリセリン・クイーン』のように。
人様から無断で借りた引用句も数多くあります。
その痕跡を探すのも楽しみの一つかもしれません。
これまでの手紙の一覧です。
(タイトルがリンクになっています)
1通目 コーヒーは存在と同時に存在しない
穏やかなお昼時に起きた、小さな事件。
消えてしまった、コーヒーの行方は?
2通目 底なし谷を越える
一蹴で世界も一周できる。
そんな古風な単気筒エンジンの鉄馬が向かった景色は?
3通目 怒れるタイプライター
交差点の中心で喚く、五月の蝿。
憤怒のタイプライターの弾丸に込められた音は?
4通目 枕が飛ぶ映画館
枕が飛ぶ映画館。
そこで壊れ失ったように見えた幻は?
5通目 最強投手への挑戦
クレメンス、ハラデイ、リベラ。
フジカワ、スギシタ、イナオ、ヒラマツ、シオザキ。
あらゆる投手のスタイルと球種を操る。
そんな最強投手攻略の突破口は?
6通目 ワガママ・クイーン
誰もがそれなりに持っている。
深い痛みと強い憎悪。
はみだし者の近い冬の伝説。
それも『TOO MUCH PAIN』と呼ぶのなら。
その秘密を知っているのは誰でしょうか?
7通目 50-50
人生はいつだって50-50。
平面に等しく平等に0になる。
だからこそ、今、この瞬間に賭けてみませんか?
8通目 学校に通う理由
数字や重ねた歴。
それらは、学校の外ではまるで通用せず、忘れ消えていくもの。
ですが、それでも、消えずに残っている何か。
それが、この厄介な質問の答えかもしれません。
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この国に氷菓があったのだから。 当然、邪神天照だっているのだろう。 だから、賢者の石だって分霊箱だって。 なんだってあるのだろう。 ココをどこだと? 在りもしない欺瞞の蓬莱島だぜ?
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無神論者ですら悪霊は信じる。 人は悪霊なら簡単に信じる。 ITはどこにでもいるから、排水溝とか。 という事は――嘆きの天使だっているわけで。 神の前にその悪霊は現れる、邪神天照の前にも――。
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人は誰も思い込んでも決めつけてもいない。 ただ、ぼんやりと思い、うっかりと決めている。 もし、本当の本当に。 思い込み、決めつけられるのなら――。 きっと、竹槍で零戦を墜とせるさ。
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子供だ、幼稚だ、非国民だ、ポピュリストだ。 そう形容する事で黙らせられると思っている。 支配できると思っている。 だけど、その形容詞にはなんの優位性もない。 消えてくれ、哀れな悪魔、邪神天照よ。
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