2017年5月26日金曜日
お勧め映画 第6回目『ロード・トゥ・パーディション』
個人的お勧め映画
今回は『ロード・トゥ・パーディション』です。
この映画は、主人公マイケル・サリヴァンと長男の親子の絆の物語です。
マイケル・サリヴァンはマフィアの殺し屋で、ある出来事で所属しているマフィアに家族を殺される。
妻と次男が殺され、残された長男と共に逃げ、マフィアに復讐することを決意したマイケル・サリヴァン。
サリヴァンと長男、二人の1931年冬の6週間の旅。
個人的お勧めポイント
1、マフィアの世界がよく表現されていて、その中のマイケル・サリヴァンという人物が魅力
2、冒頭で長男が父と旅した6週間について語る
3、豪華すぎる俳優陣
1、マフィアの世界がよく表現されていて、その中のマイケル・サリヴァンという人物が魅力
マフィアを知らない私が、マフィアの世界を語るのもおかしな話ですが、きっとこういう世界なんだろうな、というイメージ通りでした。
マフィアの世界は、掟が強くその家族の影響力も強い。
サリヴァンのしてることは何も間違ってはいないが、マフィアのボス、ジョン・ルーニーが息子コナーを守るためにサリヴァンを消そうとしたり、コナーはコナーで自分が犯した失態を隠すために証人になるサリヴァンを殺そうとして、彼の家族も殺す。
しかし、ボスの視点から見ればこれが組織を守る方法で、自分の息子を守るためでもある。
マフィアの世界ってそういう家族への想いが強いってイメージなんですよね。それがルーニー親子というまた別の家族が表現できています。
サリヴァンはこの状況でもボスを恨むわけでもなく、でも復讐も諦めない、というサリヴァンの生き様が魅力的です。
2、冒頭で長男が父と旅した6週間について語る
この映画の冒頭は、長男が浜辺で父について語るところから始まります。
「父に対する評価はいろいろある。紳士という人もいれば、人間のクズだという人もいる」
「僕が彼と6週間の旅に出たのは1931年の冬だった」
と言う感じで始まり。
ラストでは長男が改めて、自分にとっての父親の人物像を語る、と言うラストです。
息子の語りで始まり、息子の語りで終わる、と言う感じが素晴らしいです。
3、豪華すぎる俳優陣
マイケル・サリヴァンはトム・ハンクスさん。
ジョン・ルーニーはポール・ニューマンさん。
ジョンに雇われ、サリヴァンを狙う殺し屋のマグワイアはジュード・ロウさん。
ジョンの息子、コナー・ルーニーはダニエル・クレイグさん。
どうですか? このもの凄く豪華な俳優さんたちは!!
トム・ハンクスさんは『グリーンマイル』に『ダ・ヴィンチ・コード』。
ポール・ニューマンさんはレジェンドオブレジェンド。語る必要もないと思います。
ジュード・ロウさんは『シャーロック・ホームズ』でワトソンを演じてます。
ダニエル・クレイグさんに関しては『6代目ジェームズ・ボンド』ですよ!?
この中で一人選んでください、と言われたら、私はポール・ニューマンさんを選びます。(本当は選べませんが)
理由は、物語後半の雨が降る夜のシーンです。
寂しい感じの音楽と共に、ボスが覚悟を決めると言いますか、全てを悟ったかのように一言残すのですが、それに凄く重みを感じます。
これができるのが、レジェンドオブレジェンドだと思うんです。
派手なアクションなどないし、台詞も一言。ただ、全てを理解して雨の中待つ。そこにオーラがあるんですよね……素晴らしいです。
ここでジュード・ロウさんを出すのは卑怯だと思いますが、ジュード・ロウさんが演じたマグワイアさんは個性的で素晴らしいです。
殺し屋だけど写真家と名乗る。死体を取る写真家だ、とサリヴァンに自己紹介したり。
殺した後に写真を撮る、という彼の拘りが好きです。
最後に
マフィアの世界に生きる親と子供の物語。私たちの世界とはまた違う親子の絆を見ることができる映画です。
サリヴァン親子の物語であると思いますが、ルーニー親子の物語でもあると思うんです。
ボスもサリヴァンが正しい、とわかってはいるが、結局はどうしてもコナーが大事だった。
自分が死んでしまえば、コナーが組織から追い出されるとわかっていても、自分が生きてるうちは守りたい……そんなルーニー親子の一面も見れます。
登録:
コメントの投稿 (Atom)
この国にヒーローはいなかった
ヒーロー、英雄。 それはMLBでノーヒットノーランをしたり。 WBCの決勝戦でタイムリーヒットを打ったり。 MLBで50-50を決める事じゃない、全然違う。 ただ、隣にいる、そんな気がする、IT。
-
幻想なのか本当か、今は永遠に同じなのか。 いつまで経っても変わらないITがあった。 誰かがバオバブだと教えてくれたITが。 金網の中で大きくなってしまった。 バオバブに願いを、水に希望を。
-
うしろ向いていい、むしろ向くべきだ。 デッカード・ショウが教えてくれる。 上下左右に東西南北、さらに闇の中にもいる。 そのうしろが連れてってくれる。 ずっと、独りじゃなかったのを忘れなければ。
-
それをやるのはこのオレっきゃないよ。 そう、あの夏で言ったクリス・チェンバーズ。 ホント、君しかいなかったな。 無事、彼を目覚めの白秋に送り届けたのは君だった。 誰かが注意しててやんなきゃなんないんだ――。
-
今、目に見える50憶だけを信じなさい。 そう、この世界、この国で教え説かれた。 それで、独りで進んで行く、誰もいなかった。 忘れたまま進んで来た。 だけど、こう伝わる、こっちも多いぞ。
-
いつ、この列車が走り出したか。 もう思い出せない、ノーザンクロス。 そして、この運命、列車が自分だと思い始める。 だけど、ある日、手の中のITに気づく。 その銀の弾丸で――連結器を撃ってた。少年少女の詩。
0 件のコメント:
コメントを投稿