人は様々な幻を好むようです。
プロレス、テレビ、ネット、人がすることには全て脚本があります。
私達は神話のように誇張された、描きかけの神話の世界に生きているようです。
テツガクちゃん
肯定さん、人は幻を好むようですね。
そもそも、人が幻の人、幻人だから、幻を好むのかもしれませんが。
肯定
そうだね。
神話とか物語とか。
僕達も物語を描くしさ。
ネットでも小さなことを大きく見せようとしてしまうよね。
テツガクちゃん
プロレスに脚本があることを知り、テレビにも脚本があり。
そういう脚本がない、とされていたネットの世界も、最近では脚本の影が見えてきて。
どこにいても、人は脚本を描く偉大な作家ですね!
肯定
作家だけじゃないよ。
物語を描き、人を騙し、限りある時間と感情を盗む。
作家と詐欺師と大泥棒。
その全てが『存在と同時に存在しない』のが、人なんじゃないかな。
テツガクちゃん
肯定さんなら、どんな三冠王になりたいですか?
肯定
そうだな……。
人が前に進めるように騙す詐欺師。
人を深淵へ導く影を盗む大泥棒。
そして、そんな物語を描ける作家かな。
テツガクちゃん
それいいですね!
私もそんな三冠王になりたいです!
詐欺師、大泥棒、作家。
全ての分野の頂点を騙し盗む作家。
そして、また原点に戻る。
そんな物語を描きたいです。
肯定
いいね! きっとできるよ!
だって、僕たちは幻を愛する幻人だからね。
そんな幻人が生きる世界は、現実じゃなくて幻実さ。
現実だと思っている概念が幻で、幻だと思っている世界が現実。
そんな二つの世界の境界線。
その中間色のラインを超えて、確かめたい心実がある。
それを掴みに、電光石火の月の爆撃機が飛び立つ。
世界を驚かせるおっきな爆弾と共に。
左手の現実という幻想と、右手の幻実という心実がぶつかる時、大爆発の爆音が産声をあげ、新しい宇宙という物語が始まる。
あなたは、どんな幻を好み、その幻を見せるために、どんな物語を描くのか?
そして、その物語で人を騙し何を盗むのか?
とても興味深いです。
この僕達の好奇心を騙し盗み取る。
そんな物語を描く作家の活躍を楽しみにしています。
それでは、また次の機会にお会いしましょう。
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