誰かに自分のカレンダーを染めて欲しい。
そう願った儚い夢は、三日過ぎても飽きない。
そんなワガママと共に、夢中な速度で飛んでいった。
カレンダーを中間色に染めながら。
カレンダーになるのが夢なの、と詩を残して。
肯定
三日なんて永遠に来ないのかもしれないけど。
その三日が過ぎても飽きない、WAGAMAMAバディー。
ガクちゃんは、僕のワガママ・カレンダー・ガールだったんだね。
テツガクちゃん
なんですか、それは!?
ワガママで、カレンダーなガールですか?
肯定
まあ……そんな感じかな?
ガクちゃんさえいれば。
何てコトない毎日が、トクベツになる。
視界良好で、かけがえない霧が晴れていく。
ガクちゃんに僕のカレンダーの全て。
それを受け取って欲しい。
それが、僕の夢だった。
その夢は、夢中な速度で無宙へ飛んでいった。
ねえ、ガクちゃん。
僕のカレンダーを 僕のカレンダーを 受け取ってくれないか
僕のカレンダーを 僕のカレンダーを 中間色に染めてくれないか
そんな替え歌を送るよ。
テツガクちゃん
そんな……照れてしまいますよ!!
ですが……とても嬉しいです!
肯定さんが替え歌を送るのであれば。
私も替え歌でお返しします。
私のステーキを 私のステーキを 味わってくれないか
私のステーキに 私のステーキに 『DIVE IN!』してくれないか
そんな替え歌です。
肯定
ありがとう、凄く嬉しいよ。
大切に味わって、夢中な速度で『DIVE IN!』させてもらうよ。
きっと、お互いとんでもない予感がする、そんな朝。
永遠に来ないのかもしれない、三日目の朝にいるんだろうね。
三日を過ぎた先で待っている。
何かに飽きてしまう、倦怠に出会わず。
満足などせず、満腹にもならず。
そのまま、欲望のまま、我がままに。
カレンダーを染めていく。
それって……最高だね。
テツガクちゃん
最高ですね!
もう、今夜の幕は閉じませんし、明きません。
ですから、寝かせませんよ。
今、この瞬間は、ずっとこの夢の中です。
どうか、ご覚悟を。
あなたにも、そんなカレンダーな誰かがいるのでしょう。
ガールだったり、ボーイだったり、キャットだったり、ドッグだったり。
自分だけの『唯一無二』の存在。
三日過ぎても飽きずに、カレンダーを染めてくれる、誰かが。
きっと、その日々は眠りませんよ。
例え、眠ったように見えても。
どこかで、それに気づけたら……もう永遠に眠りません。
ですから、あなたもそのワガママさにご覚悟を。
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それでは、また次の機会にお会いしましょう。
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