疑問符が憑いた、返し言葉。
それが表すのは、敵意や特別な意味とは限らず。
噛みついてしまうことすら。
真っ直ぐな敬意の表れなのかもしれない。
噛みつかないリトルミイさんは、歪んで見えるから。
噛みつかないリトルミイさんは、歪んで見えるから。
テツガクちゃん
疑問符が憑いた、返し言葉。
憧れ、敵わない。
そう、敬服尊敬するアンさんにさえ。
時々、そんな言葉が浮かんでしまいます。
私の本音が、ひねくれているのでしょうか?
それとも、素直過ぎる本音。
それが何かを歪ませ、ひねくれて見えるのでしょうか?
肯定
そうだね、素直過ぎたら。
歪み、ひねくれた景色の中では。
その素直さの方が、ひねくれて見えるのかもしれないね。
でも、僕はリトルミイさんが好きだよ。
噛みつきたければ。
噛みつくべきだよ。
噛みつかない、リトルミイさんなんて。
リトルミイさんじゃない、って僕の本音が語る。
僕はその本音を信じるよ。
ところで、ガクちゃんは。
アンさんにどう噛みつくの?
テツガクちゃん
そうですね……。
透き通った象牙のように青白い。
そう表す、アンさんの言葉と向き合えば。
そうね、そうだね、と思うことよりも。
本当に? という疑問符が憑いた、言葉が浮かびます。
意地悪のつもりではないのですが。
そう、思ってしまいます。
なぜなら、私は。
象牙をこの目で見たことがないからです。
肯定
それじゃ、詮無きことだね。
あまりにも、アンさんの情の表し方。
それが、自分の想像を超えてしまっているから。
そう言う僕だって。
実は、見たことがないんだ。
本物の象牙を。
写真では見たことがある。
僕には、それが黄ばんで見えた。
だけど、アンさんが青白い、というのなら。
きっと、そうだと信じるけど。
それでも、訊ねたくなるよね。
本当に? ってさ。
それから、アンさんは象牙を見たことがあるのですか? と続くかもね。
疑問符がとり憑いた、返し言葉。
それは敵意を表すとは限らない。
噛みつく事だってね。
テツガクちゃん
そうですかね?
いえ、肯定さんがそう仰るのでしたら。
きっと、そうでしょう!
ですが、意外です。
肯定さんでも、噛みつくことがあるなんて。
肯定
何を言っているんですか。
基本的に、僕はよく噛みつくよ。
ガクちゃんだから。
肯定的な面が、広く見えるのかもしれないけど。
本当は、リトルミイさんに負けないくらい。
噛みつくんだよ。
だけど、アンさんには敵わないね。
あの想像力に表現力。
全く敵わない。
テツガクちゃん
肯定さんが敵わないのでしたら。
私も敵いませんね。
もし、特に意味のない質問。
象牙を見たことがあるのですか?
その質問に、私の想像のアンさんは。
ただ簡潔に、ないわ、と返す気がします。
その返事を受け取った時。
改めて、私はもう一段下がり。
ああ、敵わないな、と心の底、心底の本心から。
そう思います。
想像力だけで。
見たことがないもの。
それを、そこまで描けるなんて。
本当に凄いですから。
返し言葉に、疑問符がとり憑いていたとしても。
敵意や何か特別な意味。
それらが、あるとは限らないようです。
私も肯定さんも。
何も起きなくても、その場にいるだけで、面白い。
そんなアンさんに憧れているから。
噛みついてしまう。
そんな歪んだ真っ直ぐさがあるようです。
あなたはどうですか?
そういう真っ直ぐさ。
まだ、ありますか?
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