2020年11月30日月曜日

地球にとって私達は(その1)


 地球にとって私達、人間は。
 そこまで、大きな存在ではないのでしょう。
 ですから、悪やウィルスにはなれない。
 そんな4つの話の始まりは、水の総量です。
 きっと、それは、ずっと変わっていない気がします。





テツガクちゃん
 地球にとって私達、人間は悪で。
 最も厄介なウィルスなんだ。
 そう、見えてくる景色もあるそうです。

 その心情は、実に人間らしい。
 謙虚な心情だと思います。

 一方で、ワガママな私には全く違う。
 そんな心情が見えています。

 きっと、私達、人間は。
 地球にとって。
 そこまで、大きな存在ではないのでしょう。

 悪にもなれなければ。
 ウィルスにもなれない。
 謙虚と謙遜をかき混ぜた、錯覚だと思います。


肯定
 なるほどね。
 たしかに、僕達は。
 そこまで大きな存在では、ないのかもしれないね。

 気象現象を思いのままに操れないし。
 自然災害には敵わないし。

 地球が咳をすれば。
 吹き飛んでしまう。
 そんな存在かも。

 ところで、ガクちゃんが隠している、その先の景色。
 それは、どんな光なの?
 是非、ここに明かしてよ。

 ガクちゃんが気づいてしまった。
 地球にとっての僕達、人間の印象を。


テツガクちゃん
 わかりました!
 長いので、何回かに分散しますが……。

 最初に明かすのは、水の総量です。
 水というよりは、水素かもしれませんが。
 ここでは、水ということで。

 地球にある、水の総量。
 きっと、それは、ずっと変わっていない。
 そんな気がします。


肯定
 減っているとか、逆に増えているとか。
 そうMr.世間様の声は語るね。

 でも、ガクちゃんは変わっていない、と思うんだね。
 実は……僕もそんな気がしてました。

 だって、変動するとしたら。
 そろそろ、枯渇する頃だろうけど。
 今は枯渇どころか、増えている。
 それが問題だと、世間の声は訴えるからさ。

 ちょっと不思議だったんだよね。


テツガクちゃん
 そうですね。
 たしかに、液体は増えているのでしょう。
 
 水と一言で言っても。
 その形は一つではなく。
 最低三つはありますね。
 気体、液体、固体。

 その配分が変わっている。
 ですから、固体が減り液体が増えれば。
 水が増えた、と思うのでしょう。

 
肯定
 配分ね……。

 干ばつ地域に住めば。
 水が枯渇している、そんな景色を覗くけど。

 本当に、水が地球上から枯渇しているのではなくて。
 水の配分に偏りがある、ということだもんね。
 大雨に泣く地域もあるし。
 
 限られた視点だけを覗けば。
 増えたり減ったりしているけど。

 その限りをなくせば。
 総量は変わらず。
 ただ、その配分が違っていた。
 そんな景色を覗くね。


テツガクちゃん
 覗きますね。
 そして、今の私は、その景色を信じています。

 きっと、地球にある水の総量。
 気体、液体、固体。
 それらに、何の変化もないのでしょう。

 この可能性の応用。
 それを、その2で明かします。


 

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それでは、また次の機会にお会いしましょう。












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グリフィン理論

  いつだって10月だし11月だし3月なんだ。  このグリフィンさんの教えは贈り物。  誰だってジェイソン・ボーンだしジェームズ・エドワーズ。  ロバート・アンジャーでローン・レンジャー。  そして、ネオでもある……忘れているだけで。