無責任に好きなことをいう、素人。
そんな素人に向かって、関係者が。
無責任だって、責任を押し付けてもね。
素人に責任を求めてどうする?
君が役立たずだって、薄い鍍金がはげるだけだぞ。
否定
あーだ、こーだ。
無責任に好きなことを言う。
それが、大好きな素人にさ。
責任を求める、関係者。
そんなことを言うのは無責任だって。
いつもの常套句。
だけど、へんちくりんな常套句。
ソフィーもそうは思わない?
フィロソフィー
そうですね。
随分、みょうちくりんな。
言い分かもしれませんね。
なぜって……。
素人に責任を求めて。
どうするのでしょうか?
否定
全く以て然りに、そのとおり。
素人が責任を背負ったら。
もう、素人じゃなくて。
ただの関係者。
関係者に昇格した、素人が。
しっかり、責任を背負って。
それを為したら。
お払い箱へ落ちるのは。
無責任だって、呟いた君だ。
同じ責任のある、関係者に。
君は無責任だって呟くのと。
責任の欠片もない素人に向かって。
それを呟くのは、偉く意味が違う。
そして、無責任な素人が。
責任を背負う関係者より。
劣るとも限らないのは世の常。
フィロソフィー
世の常ですね。
あの太閤さんは。
百姓だったという設定ですが。
他の誰よりも。
支配するのが上手かった。
他の人が。
天下人になれなかったのは。
素人よりも下手だったから。
そんな関係者は。
やっぱり、お払い箱ですね。
否定
そうだね。
肩書きは立派だけど。
本当に、そのとおりの働きができるのか。
疑問符がとり憑くことが溢れているのに。
素人にやる気の油を注ぐなんて。
死に急ぐ、飛んで火にいる夏の虫。
無責任だ。
そんな責任の擦り付け合いは。
同じ立場の同僚と。
関係のない素人に。
責任を押し付けたら。
君が役立たずだって。
薄い鍍金がはげるぞ。
あなたもそうは思いませんか?
口だけの関係者が。
役に立った、そんな試しがあったでしょうか?
それでは、また次の機会にお会いしましょう。
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