2017年10月28日土曜日

お勧め映画 第32回目『ターミナル・ベロシティ』


 個人的お勧め映画。
 今回は『ターミナル・ベロシティ』です。

  簡単な映画の内容です。
 主人公のディッチは、街中でスカイダイビングをやるような過激なスカイダイバー。彼の元にクリスという女性が、スカイダイビングのレッスン依頼に訪れた。彼女は「スカイダイビングは初めて」という。
 
 初心者の彼女と飛行機に乗り準備をする。すると、彼女が「他の飛行機が見える」と、ディッチは周りを確認するため彼女から目を離した隙に彼女は飛び降りていた。慌てて追うが、間に合わず。彼女は事故死してしまう。

 事故死したクリスのことを調べるディッチはある事に気づく、クリスはスカイダイビング初心者ではないことに。自分が騙されたことに気づき、この事件には何か裏があると思うディッチ。
 彼はとんでもない事件に巻き込まれてしまった。それを解決するのがこの映画のメインの話です。


個人的お勧めポイント

1、主人公ディッチ・ブロディという人物
2、クリス・モロー役のナスターシャ・キンスキーが凄く美人!!
3、ディッチとクリスが立ち向かう強大な野望


1、主人公ディッチ・ブロディという人物
 ディッチを演じるのは、チャーリー・シーンさんです。(メジャーリーグなどに出演しています)
 とてもワイルドな感じでいいですね。ちょっと危険な感じが魅力です。

 ディッチには体操選手としてオリンピックを狙っていた時期もあったが、アメリカがロシアのオリンピックをボイコットしたために出られてなかった、という過去があります。
 これが映画のラストで回収できるのはいいですね。

 ワイルドな彼は、お人好しで騙されやすく、よくクリスに騙されます。しかし、クリスと言い争いをした時には、かなり説得力のあることを言ったりして、そこがカッコいいんですよね。


2、クリス・モロー役のナスターシャ・キンスキーが凄く美人!!
 とにかくもの凄く美人です!!
 ナスターシャ・キンスキーはドイツの出身の女優さんです。是非気になる方は検索を!!

 クリスという人物はしっかりと芯のある女性でとても凛々しいです。しかし、ジョークのセンスもあって、「5秒以内に言いなさい!! ワン、トゥー、フォー!!」とか言い出します。スリーはどこに!?

 この映画でのクリスは、ロシア出身の人で祖国の財産を盗もうとするロシア人と戦います。
 その財産を彼女が横取りすればいいのですが、彼女は祖国のためにそれはできない、と芯が強いです。

 ディッチとは言い争いになりますが、そのシーンがなんかいいんですよね。クリスは頭はいいのですが、人の気持ちを上手く動かすことができない。
 ディッチに協力を求める時に、彼に世界情勢や彼の愛国心、罪悪感に訴えかけようとします。
 しかし、全くイエスと言わないディッチに「あなたは、何になら命を賭けられるの!?」と言うのですが……これですよね。
 ディッチのようなワイルドで男前な人物に、世界情勢、愛国心、罪悪感は意味を成しません。
 きっと必要なのは「私のために命を賭けて」という台詞でしょう。
 そこがわからないちょっと不器用なクリスが素敵です。


3、ディッチとクリスが立ち向かう強大な野望
 結局は、この二人の夫婦のような口喧嘩からの活躍が魅力の映画です。
 ワイルドでお人好しのディッチが、美人で賢く不器用なクリスと協力する。

 ずっとクリスに騙されてきて、彼女の何を信用すればいいかわからないディッチ。だけど、彼女が自分との約束を果たしてくれたことに気づき、彼女の元へ向かうのは燃えますね。
 信じて欲しいけど、それを上手く伝えられない(様々な理由で)女性を助けに行くワイルドな男性っていいですね。
 更に、助けに行く時の方法は冒頭でディッチが騙されたやり方を使う、というのはいいセンスです。


最後に
 ワイルドなディッチと美人なクリスのアクション映画ですね。
 この二人がこの作品の最大の魅力で、難しいことを考えずに観れます。
 最後にディッチの過去を回収してくれるのはいいです。
 書くことも本当にディッチとクリスのことしかありません。この二人で成り立つ映画です。どの映画も登場人物によって成り立っていると思いますが。

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グリフィン理論

  いつだって10月だし11月だし3月なんだ。  このグリフィンさんの教えは贈り物。  誰だってジェイソン・ボーンだしジェームズ・エドワーズ。  ロバート・アンジャーでローン・レンジャー。  そして、ネオでもある……忘れているだけで。