2019年1月23日水曜日

夢幻と永遠


 ポルノグラフィティの『Mugen』の歌詞に面白い詩があります。
 『この世界が夢、幻だとしたら?』という部分です。
 そこから、意外にもこの世界にはたくさんの『ムゲン』があることに気がつきました。




 


 
テツガクちゃん
 気づいてしまいました! 私!
 ポルノグラフィティの『Mugen』の歌詞と、私達の考えがとても近いところにあることに!


肯定
 たしかに近いかも!

 歌詞の中で『ムゲン』という言葉を『夢と幻の夢幻』と表している。
 そして、『この世界が夢、幻だとしたら?』と問いかける。

 僕達もよくそれを言うよね。


テツガクちゃん
 それだけではありません。

 限りがないのが無限。
 これは『有限と同時に無限の物語』でも触れましたが、『無限』という概念はそういうものですよね?
 無限と永遠は似ています。

 『そんな無限と夢幻は似ている』とこの曲が、問いかけているように思います。

 私の解釈は、『人が見る幻という夢は永遠に続く』という感じです。 


肯定
 その解釈いいね!

 夢や幻が無限に続く、そしてこの世界も永遠に続く。
 夢幻が無限で、この世界も夢幻に永遠で、とにかく『ムゲン』でいっぱいだね。 
  

テツガクちゃん
 そうですね。
 『ムゲン』でいっぱいです。 

 限りがないのが当たり前なのか、限りがあるのが当たり前なのか。

 私達は限りの有る時空という偽りに生きているのか?
 それとも限りの無い時空という夢幻を見ているのか?

 大きな宿題ですね!


肯定
 忘れたくなるくらい大きな宿題だね。

 有限の世界が見せる無限という錯覚を見ているのか?
 それとも、無限の世界が見せる有限という錯覚を見ているのか?

 その答えは、きっとこの宿題と向き合う人の数だけある。
 人が持つ心のずっと奥のほうに。

 その答え合わせの前に、ポルノグラフィティの『Mugen』という歌はとても素晴らしいです。
 きっと、身近なところにステキな宿題が隠れていると思うので、時々それを探してみるのはいかがでしょうか?


 その謎々もあなたと出逢うことを待っているはずです!
 そして、楽しい冒険が待っていますよ!


テツガクちゃん
 肯定さん、私達も新しい冒険に出かけましょう!
 
 無限や永遠が有限の世界が見せる『無限の錯覚』だとしたら、無限の世界が見せる『有限の錯覚』はどのようなものか?


 それを探す冒険に。
 その答えが見つかったら、また面白いことをしましょう!









それでは、また次の機会にお会いしましょう。


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グリフィン理論

  いつだって10月だし11月だし3月なんだ。  このグリフィンさんの教えは贈り物。  誰だってジェイソン・ボーンだしジェームズ・エドワーズ。  ロバート・アンジャーでローン・レンジャー。  そして、ネオでもある……忘れているだけで。