どうでもいい味のアイスクリーム、やみつきになる甘さのアイスクリーム。
そんなアイスクリームをトタン屋根に投げれば、夜の扉の先に何か面白いことが待っている気がします。
肯定
ガクちゃんって、たまに『トタン屋根の上』という言い回しを使うよね?
テツガクちゃん
はい。
私、『THE BLUE HEARTS』の『1000のバイオリン』という歌が大好きなんです。
この歌は様々な詩がステキで、人それぞれ好きな詩が違うと思います。
まるで万華鏡のような歌ですよね♪
私はこの歌の。
思い出は熱いトタン屋根の上
アイスクリームみたいに溶けてった
という部分が大好きです!
肯定
たしかに、いろんな詩がステキだよね!
僕はもう全てが好きだな!
でも、面白い言い回しだよね?
何かあると、『それはトタン屋根の上』って言うの。
テツガクちゃん
そうかもしれませんね。
ですが、肯定さんもそんな気持ちになりませんか?
どうでもいい味のアイスクリーム、やみつきになる甘さのアイスクリーム。
そんな二つのアイスクリーム。
きっと、誰もが持っている、と思います。
肯定
持っているかも!
特に、どうでもいい味のアイスクリームを!
なぜか、手放せないアイスクリーム。
テツガクちゃん
そうですよね! 私もあります!
そんなアイスクリームをトタン屋根が欲しがっているんですよ!
そして、今いるstayしがちなイメージの館。
その館の外、夜の扉の向こうに、手にしているアイスクリームよりもステキな宝物が待っている予感がしませんか?
肯定
そんな気がするよ。
だから、『トタン屋根の上』なんだね。
夜の扉の先にある朝へ行くために、手放したくないアイスクリームを投げに行く。
テツガクちゃん
はい。
ただ、手放すのではありません。
あげるんです。トタン屋根に。
きっと、そうすれば、余計なことはきれいに溶けていきます。
そして、私達もstayしがちなイメージの館から旅立ちます。
トタン屋根にあげたものより、素晴らしいものを探しに。
だから、『トタン屋根の上』なんです。
今こそ、アイスクリームを投げましょう!
と言っても、本当のアイスクリームではなくて、見えないアイスクリームですよ?
本当のアイスクリームは胃袋にしまいましょう。
それでは、また次の機会にお会いしましょう。
0 件のコメント:
コメントを投稿