当たり前という詐欺師が訊ねる、旅の目的。
終焉に向かう旅の中で、限られた借り物の時間の中で、何をするのか?
その答えは、ほんの少し難しく、とても簡単なこと。あなたの答えは?
テツガクちゃん
肯定さん、当たり前という詐欺師から挑戦状が届いていますよ!
肯定
えっ、僕達宛てに!?
そもそも、当たり前さんに出会ったことがないんだけど!?
まあ、せっかくだから読んでみますか。
幻惑の星、惑星で『重力の定め』という運命に生きる、自由な住人の皆様。
あなた方は、その終焉に向かう旅の中で何をするのか?
その答えをとても楽しみに待っています。
ほんの少し難しい挑戦状だね。
テツガクちゃん
そうですね。
ですが、ワクワクしませんか!?
私は『当たり前さんをどうやって驚かそうか?』ということに、精一杯取り組みたいです!
是非、背後を取ってみたいんです!
背中になんて書いてあるのか、それを見るための旅をしたいですね。
肯定
なるほど!
その旅、面白そう! 僕もお供するよ。
終焉の始まりに向かう人生を、誕生の終わりに向かう人生に変えたりしてね。
人生を旅する船の船首を逆向きに変える。
それを可能にする『想像力』は誰もが持っているし、きっと僕達も自分達の答えを見つけると思う。
テツガクちゃん
その想像力があれば、この困難な挑戦も、きっと乗り越えられますね。
全ては当たり前。
当たり前という詐欺師の前では、どんなことでも当たり前で驚きなどないように思えます。
ですが、その当たり前という限界は、私達の持つ『想像力』があれば乗り越えられます。
地球の果てを見つけ、宇宙という新しい世界を見つけた時のように。
肯定
そうだね。
きっと、限界を越えて自分達の新しい答えを見つけられるね!
そして、そんな僕達に詐欺師は優しさをみせる。
この挑戦に集中できるように恐怖心を盗み、隠している。
借り物の時間が、音も立てずに崩れ落ちていく。
そんな当たり前を隠す。
そうしないと、人は終焉の闇に飲み込まれ、何もできないから。
人から恐怖心を奪い。
能天気に明日を待っている僕達に、届く挑戦状。
この借り物の時間で何をするのか?
ほんの少し難題で、優しい問題。
あなたは、当たり前という詐欺師からの挑戦をどのように向き合いますか?
どのように詐欺師を騙し欺き、惑わせ。
そして、何を盗むのか?
その答えは人の数だけあって、そこには無限の可能性があります。
有限の時空の中で同時に存在してる無限の可能性。
これはもう、あれですよね。
いつか、あなたの答えを目にする。
その日を楽しみにしています。
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それでは、また次の機会にお会いしましょう。
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