やりたいことをやる。それは、とても大切なことだと思います。
例え、既に誰かがやっていても、面白くないと言われても、無視されても、全て関係ない、と蹴り飛ばして突き進めるような。そんなどうしてもやりたいことが。
あなたにとって、その燃料はなんですか?
テツガクちゃん
よく考えてみたら、『楽しいこと』って難しいですよね。
どういう感じが『楽しいこと』なんでしょうか?
肯定
そうだね。
僕も楽しさは全くわからないよ。
人と雑談することが好きだと思うけど、それよりもやりたいことがある。
だから、僕は『やりたいこと』を大切にしているよ。
テツガクちゃん
やりたいことですか!?
肯定
そう。
例え、既に誰かがやっていても、他人から面白くない、と言われても、無視されても、関係なくやりたい、と思えるもの。
幸いなことに、僕にはそういう『やりたいこと』がある。
そうだな……。
ガクちゃんと物語を創ったりすることとかね。
テツガクちゃん
それなら、私もそれがやりたいことです!
肯定さんと共に詐欺師、大泥棒、作家。
そんな三冠王になりたいです!
これが、今の私のやりたいことですね。
肯定
ありがとう、ガクちゃん。
僕達がやっている物語という幻。
それは、みんなが気づいている『当たり前』かもしれない。
義務教育を受ける前から、この世界が幻だと知っていて、それに気づかない振りをして、生き辛い振りを演じる役者なのかもしれない。
現実に騙された振りをして、幻実に気づかない振りをして、生きているのかもしれない。
そんな中で、高らかと『現実は幻』という事実を掲げるのは、随分滑稽だと思います。
だけど、それが僕達のやりたいこと。
人を騙し欺く、最高の詐欺師。
そして、その詐欺の舞で、人から様々な気持ちを盗む大泥棒になりたい。
その物語という幻を創る、作家。
そんな三冠王。
その存在は既にいるのかもしれないけど、そんなことは関係のないことだ。
テツガクちゃん
そうですね!
そんな考えは、トタン屋根に投げてしまいましょう!
全てを無視して、ただやりたい、と思えること。
そういうものがあるのなら、それを大切にした方がいいのかもしれませんね。
結局、楽しいという影はわかりませんが、やりたいと思える光は見えました。
進みたい道の先で、楽しさの影に出会える日を楽しみに――。
ちょっと待ってください!
この『楽しみにする』という気持ちと、『楽しさ』は何が違うのでしょうか!?
肯定
さすが、ガクちゃん。
やりたいことを追いかけたら、直ぐに楽しさの影と出会えたじゃない!
そのまま、やりたいと思えることを追いかけたら、楽しさの影の正体とも出会えるかも。
やりたいことはとても大切な羅針盤かもしれないね。
あえて、やりたいことを持たない、ということもやりたいことで。
あなたのその羅針盤は何を示していますか?
それでは、また次の機会にお会いしましょう。
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