プレゼントされた一つの白旗に何を見ますか?
『敵意はありません』という気持ちでしょうか、それとも 『降参しなさい』という気持ちでしょうか?
白旗は一つでも、見える世界は様々。そんな幻も大切ですね。
テツガクちゃん
肯定さん、隣の国の使者が国王に白旗を献上した場合。
その行いの理由は、どのようなものなんでしょうか?
肯定
白旗をプレゼントする意味か。
僕なら『あなたに対して敵意はありませんよ』という意味かな。
映画とかでもあるじゃない?
白旗を持って相手のところへ行くシーンが。
テツガクちゃん
私もそうです!
たしかに、映画などにはよくありますよね!
ただ、こういう視点もあるようです。
『あなた達が私達に降参しなさい』という意味です。
肯定
たしかに、そういう使い方もあるのかもしれないね。
僕なら『降参しなさい』という意味を表す場合。
自分の国の旗を国王にプレゼントするかも。
これを揚げて、僕の配下になりなさい、という感じでね。
でも、その考え方の違いって怖いよね。
『敵意がありません』の気持ちを示すつもりで白旗を送ったら、『降参しなさい』という気持ちが伝わってしまうなんて。
一つの白旗に二つの意味を見る。
まるで幻だね。
テツガクちゃん
そうですね。
その幻が見せる錯覚が誤解を生み、争いを招いてしまう時もありますね。
もちろん、ステキな奇跡も招きます。
そういう奇跡の招待状を送るために幻は必要です。
私達もこの白旗のように、相手にはどのように見えるのか? ということを共に考えたいですね。
そうすれば、きっと面白いことができますよね。
ということで、私達は中間色の旗を揚げましょう。
あなたはこの旗にどんな意味を見ますか?
その幻はとても大切なものです。
だから、その『たからもの』をたくさん集めましょう。
誰かの幻を壊したり奪ったりせずとも、幻はあなたに見つけてもらえる日を待っていますよ!
この銀河星雲の海の果ての先で。
そこはそう遠くない、フロンティアです。
それでは、また次の機会にお会いしましょう。
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