『君は何でできている?』という質問と向き合う時。
隣には、異世界から来た誰かがいるのかもしれません。
それは物質世界とは違う。遠いようで、もの凄く近くの世界の住人です。
『何によって創られている?』という話の続きになるのですが、蝋人形も人も同じ物質と捉えるとそこには魂が宿りますよね?
肯定
そうだね。
絵とかに魂が宿ったり、スポーツとかもそうだよね。
魂の一球とか一打とか。
物質にだって魂が宿るのかも。
テツガクちゃん
その魂という存在は、人や蝋人形などの物質とは少し違う存在ですよね?
肯定
たしかに違うかも。
質量を持たない存在、という意味での非物質という存在なのかな。
テツガクちゃん
その非物質という存在は、この物質世界とは違う世界に住んでいるのでしょうか?
もしそうだとしたら、その異世界は遠いようですぐ隣にあるのかもしれません!
なぜなら、私達はそういう、この世界の産物ではないモノを持っているからです。
それは何かのアイディアであったり、思考や物語、芸術品の中にある何かだったり。
そういう非物質的な何かです。
肯定
たしかにね。
当たり前だから見失いがちだけど、僕達の日々の暮らしを支えてくれる様々な非物質的な何か。
物質ではない彼らは、目にも見えないし、形や重さもない。
そんな異世界からの旅人達のお蔭で、僕達は生きていける。
とても大切な存在だね。
テツガクちゃん
大切ですね。
「君は何でできている?」と訪ねる声を出迎える、あなたの中の大切な異世界からの旅人。
時には、その旅人とお茶の時間を楽しんでみるのはどうでしょうか?
とても楽しい話が聞けるかもしれませんし、面白い冒険物語が見れるかもしれません。
意外にも身近な異世界からの旅人。
そんな旅人に物質世界から会いに行く時空の瞬間。
そういう日々を大切にしたいですね。
それでは、また次の機会にお会いしましょう。
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