溢れているから難しい。そんな景色もあるようです。
例えば、探しものや時代に楽園。
それらは、溢れているから見つけるのが難しいものです。
テツガクちゃん
気づいてしまいました！ 私！
探し物は、『溢れている』から難しいことに！
肯定
たしかに、散らかっていると探し物は見つかりにくそう。
今回はどんなことを見つけたのかな？
是非、その景色を僕にも見せてよ。
テツガクちゃん
もちろんです。
その前に、何もないところに何かを作ったり、見つけること。
それは、実はとても簡単なことです。
時代を先取りする、というのは、意外にも簡単で……。
いえ、私には難しいと思いますよ！
ただ、それは置いておいて。
言い方が少し難しいのですが……。
先駆者も大変ですが、後駆者はもっと大変という感じでしょうか。
肯定
殿（しんがり）の仕事って大変だもんね。
野球でいうと、先発投手も大変だけど、抑え投手も凄く大変。
野球の場合、中継ぎはもっと大変だけど、それは置いておきましょう。
テツガクちゃん
そうなんです！
何もない場所に楽園を作るのは簡単です。
なぜなら、何でも楽園に変わるからです。
しかし、既にある街の中に、楽園を作るのは少し困難です。
楽園の価値が変わってしまうからです。
肯定
たしかにね。
砂漠の中に自動販売機と屋根があれば楽園だけど、街にはそれが溢れているからね。
意外にも街の中に楽園を作るのって大変かも！
テツガクちゃん
それは私達が進んでいる旅路も同じですよね！
例えば、『存在と同時に存在しない』という考えから生まれた。
この世界は幻説です。
これを見つけるのは、今の時代ではとても簡単なことです。
なぜなら、今は現実という幻が強いからです。
しかし、幻の事実、幻実が当たり前の世界の中で、改めて幻に気づく。
それは、とても困難なことです。
既に幻の世界にいるのですから。
幻の中で、これは幻だ、と気づいても……。
ですが、そんな難題も解決する可能性は誰もが持っています。
あなたの前に立ちはだかる、当たり前という存在。
それを乗り越えるか、あるいは上手く乗りこなすか、それとも全く別の道を探すか。
どんな場所にも道はありますので、自分のレーダーを頼りに道を探しましょう！
そして、様々な宝物に溢れ、複雑に入り組んだ世界という街に、自分の隠れ家を建てましょう！
他人には見えない、自分だけの隠れ家を。
私達もその隠れ家を創っているところです。
それでは、また次の機会にお会いしましょう。
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