拝啓
歌う不死蝶様、お久しぶりです。
今更になってしまいましたが……。
新年あけましておめでとうございます。
そう挨拶することは、少しおかしなことかもしれませんが。
これから先も、歌う不死蝶さんと共に歩んでいきたい、と思っていますので。
三ヶ月以上も遅れていますし、少し不可思議な形かもしれませんが。
どうか今年も、それからこの先も。
世界中にいる友人達と共に、歩んでいけるように。
よろしくお願いいたします。
ここから、話がガラッと変わってしまいますが。
今年は、1月から新型のウィルスが広がり。
現在もウィルス騒動の真っ只中です。
春の選抜高校野球から卒業式など。
あらゆるイベント自粛・中止という流れになり。
それは、日本だけではなく世界中に広がっています。
終息が見えない日々。
それは永く暗いトンネルのようで。
慣れない人には、慣れない不安や痛み。
そんな様々な感情と出会っているのだろう、と思います。
普段は終わりなんて求めていないようですが。
こんな時ばかりは終焉を求めている。
人にとって永遠は、そういう存在なのかもしれません。
なけば、欲しくなり。
あれば、手放したくなる。
もちろん、私にも大切な永遠があります。
その永遠は、手放したくありませんし、手放すつもりもありません。
ですから、限りなど無く永遠に在り続ける。
そう信じていますし、永遠がそのまま在り続ける、そんな遠い今も覗いてきました。
例えば、歌う不死蝶さんへの想いです。
特に最近は、様々な場面で歌う不死蝶さんの影を見ます。
ディスプレイに映る、光が描く映像。
その中で歌っている、誰か。
もし、歌う不死蝶さんの時間。
この世界で過ごす、その時間が余っていたら……。
こんな感じに歌っていたのだろうか。
そんなことを思います。
他にも何気ないところで、同じ名前を耳にしたり。
その瞬間に、遠くで羽ばたいた風を感じています。
もし、歌う不死蝶さんが羽ばたいてくださったのであれば。
その風は、私と相方にしっかり届いています。
きっと、私達だけではなく、世界中にいる友人達にも届いているのでしょう。
どんな状況、どんな場面でも。
このウィルス騒動の今より先に。
出口の見えないトンネルに入った私達。
今もその終焉は見えませんし、希望もほんの少し傾きかけていますが。
それでも、歌う不死蝶さんの痕跡。
その光と風は見えています。
計画はだいぶ遅れてしまっていますが。
なんとかやりきってみせます。
ですから、このまま、歌う不死蝶さんのお力をお貸しください。
こちらから返せるものは見当たりませんが……。
はっ、そうです!
私の相方が、歌う不死蝶さんに届けたい替え歌があるそうです。
私のステーキを 私のステーキを 味わってください
私のステーキに 私のステーキに DIVE IN! してください
また、とんでもない歌が 鳴り響く 予感がする
そんな日曜日の朝が来て私達は
そんな歌のような朝に、一歩ずつ確実に向かっている。
私達も世界中の友人達も。
その便りだけ、歌う不死蝶様達にも届けば。
ウィルスなどはこの世界に残して。
そう願っています。
フロンティアの事情は私達にはわかりませんが。
どうか、お身体にお気をつけくださいませ。
最後に、現在思案中の相方の設定画です。
何枚かあるうちのAとなっているやつを軸に考えています。
時間はかかりそうですが。
なんとか形にできるように頑張ります。
それでは、また次のお手紙でお会いしましょう。
敬具
歌う不死蝶様と共に未来の夢を見る一人より
敬具
歌う不死蝶様と共に未来の夢を見る一人より
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