客観的な視点。
きっと、それは錯覚の幻想でしょう。
なぜなら、主観以外の窓で物事を覗く事。
それは、誰にとっても平等に困難なことですから。
客観的な視点、それは詐欺師が描いた幻です。
テツガクちゃん
気づいてしまいました! 私!
客観的な視点。
それは、錯覚の幻想ということに。
特定の立場に立たず。
第三者の視点で覗くこと。
それは、客観的ではありません。
ただの主観的な視点。
その一つです。
肯定
なるほど。
たしかに、そうかも。
緑茶と紅茶の間で起きた出来事。
それについて、お互いが議論している。
その様子を眺めるコーヒー。
きっと、コーヒーの視点が客観的で。
緑茶と紅茶が主観的と言われるのだろう。
だけど、それは幻想だね。
テツガクちゃん
立派な重さがある幻想ですね!
なぜなら、コーヒーさんも同じ主観の窓を覗いているのですから。
人が自分という主観の窓。
それ以外の窓で何かを覗くこと。
それは、寝ている自分の姿。
それを観察せずに覗くようなことです。
肯定
きっと、誰もそれに成功したことはないだろうね。
未だにさ。
カメラで撮影することすら観察だし。
もちろん、空想にも頼れない。
それらをせずに、自分が寝ている、その姿を覗く。
それは、平等に難しいことだと思う。
なぜなら、どんな人も平らに等しく平等に。
自分という主観の窓だけを覗いているから。
それ以外の窓を覗ける。
そんな人を僕は知らない。
テツガクちゃん
私も知りません。
私は私だけの窓しか覗けません。
だからこそ、時々。
客観的という錯覚の幻想。
そんな窓を描いて、信じてしまう。
その気持ちが、わかるような気がします。
様々な人の主観。
それらを選び、頼り、信じるものを探す。
それは、立派な自分の主観です。
永遠に主観という窓以外の景色。
それを覗けそうにありません。
ですが、それは決して悪いことではありません。
とてもステーキなことです。
あなたはどうですか?
客観的という錯覚の幻想。
その窓を覗ける自信がありますか?
もちろん、私にはありません。
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それでは、また次の機会にお会いしましょう。
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