2020年8月11日火曜日

響く音、伝わる温度


 英語がわからない私には。
 何が何だかわからないけど。
 それが、本心が響かせた本音だとわかった。
 その温度さえあれば、『他には何も』。
 ノーフューチャー、神よ、時代をお守り給え。







テツガクちゃん
 海の向こう、遠い追憶よりなお。
 そこから、今、この瞬間に響く音があります。


 きっと、この音。
 それは、近い展望よりなお。
 その奥まで、響き伝わるのかもしれない。

 そんな予感に気づいてしまいました! 私!


肯定
 それって、あの音かな? 

 
 『God Save The Queen』
 
 ノーフューチャー
 ノーフューチャー
 神よ、時代をお守り給え

 英語だから、何を言っているのか。
 全くわからないけど。
 わからないことがわかっている。

 それで、全て帳消しだ。
 なんて本音が呟けるような。
 限りなく、『Mr.ジョーンズ』に近づける。

 追憶と展望の間にある。
 今、この瞬間に響く音。
 その中にある、確かにある。
 何かが伝わりそうな温度。

 それのことかな?


テツガクちゃん
 紛れもなく、それのことです!

 英語がわからない私にも届き。
 確かに、伝わる温度。
 それがある、本心の響きです。

 動詞になれない形容詞。
 それは、誰かの同志にもなれない形容詞。
 それから、専門的用語に並べたらかっこいい横文字。
 
 それらが連なった心。
 それを理解するには、高度な勉学が必要です。
 
 菅原道真さんや厩戸王が残した心。
 それは、本心というよりは何かの偽りのよう。


肯定
 きっと、偽りだよ。
 なぜなら、偽りを扱う僕ら詐欺師がそう思うのだから。
 限りなく、それは偽りだよ。

 とはいえ。
 何が真実で、何が偽りか。
 そんなことは、あの響く本心と伝わる温度。
 その前では、何の役にも立たないね。

 言語の壁に様々な壁。
 それらを乗り越えて、深い心底に刺さって。
 僕の本心を愉快に揺らすんだから。

 ロック・ユーってさ。

 学問の神様、法律の神様、学問を勧めた詐欺師。
 彼らの言葉は響かず、伝わらず、届かない。

 だけど、遠い追憶よりなお。
 そこに生きた、誰かの本音は今も響き伝わる温度。   
 とんでもない可能性だね。


テツガクちゃん
 とんでもない予感がする。
 そんな可能性の朝ですね!

 私の今を 私の今を 揺らしてくれないか
 私の今を 私の今を 見守ってくれないか

 神様ではなく。
 どうか、本心から響いた本音。
 その温度に揺らし見守って欲しい。

 今、この瞬間です。

 そんな歌が聴こえてきます。


肯定
 最高な歌だね。

 何かを理解できた、限られた人にしか届かない何かより。
 誰もが持っている、本心を揺らして。
 本音を響かせ、何かが伝わりそうな温度。

 
 それを感じる、今、この瞬間さえあれば。
 『他には何も』だね。

 遠い追憶よりなお。
 近い展望よりなお。
 その中間の狭間に確かにある。
 今、この瞬間の温度さえあれば。


テツガクちゃん
 全くもって、そのとおりです!
 
 響く音、伝わる温度。
 それを感じる、今、この瞬間。
 それさえあれば。
 いえ、むしろ、それ以外に必要なもの。
 
 私はそれを知りません。
 あなたはどうですか?
 他に必要な何か、それをご存知でしょうか?








それでは、また次の機会にお会いしましょう。










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グリフィン理論

  いつだって10月だし11月だし3月なんだ。  このグリフィンさんの教えは贈り物。  誰だってジェイソン・ボーンだしジェームズ・エドワーズ。  ロバート・アンジャーでローン・レンジャー。  そして、ネオでもある……忘れているだけで。