2025年5月20日火曜日

たった1枚の絵が……


 その家族は『ザ・ニューヨーカー』って雑誌に住んでいて。
 たった1枚、1コマに生きていた。
 それがいつの間にか。
 愉快なフィンガースナップと共に1枚の画面にやってきた。
 1937年から飛んできた、アダムス・ファミリー。





テツガクちゃん
 洋館に訪れたお客さんに。
 上から魔女の大鍋の祝福を注ごうとする家族。

 その家族は『ザ・ニューヨーカー』という雑誌。
 その1ページに住んでいて。
 たった1枚、1コマに生きていたそうです。
 1937年頃は。

 1964年になると。
 愉快なメロディーとフィンガースナップ。
 聴いたら忘れない表札のテーマソング。

 ミート、スイート、ポテート!
 アダムス・ファミリー。


肯定
 ニート、スイート、プティート。
 アダムス・ファミリー。

 信じられない。
 1937年の雑誌の1ページ。
 その1枚、1コマに生きていた。
 アダムス・ファミリーが今にいる。

 日出ずる世界のアメリカから。
 夕陽の向こう側、日沈む国の1枚の液晶に。

 毎日が奇跡だって人は言うけど。
 これはとんでもない奇跡。
 星の王子さまにだって出逢えるのかも。


テツガクちゃん
 現代に生きる、シンデレラ。
 ハンナとマイリー。
 アメリカのトップシークレットも見つけてしまいましたからね。

 誰の前にだってITは現れる。
 毎日が奇跡だと認めて許し。
 気づいている人には――見える。

 多くの人は大きくなったバオバブ。
 目に見える姿を見ますが。

 それが芽を出す前。
 埋まっていても見つけ出す。
 誰かには恐怖のバオバブ。
 だけど、自分には情熱のバラ。


肯定
 とんでもない世界へ。
 繋いでくれる豆の木みたいな情熱のバラ。
 誰かはバオバブだと教え説く情熱のバラ。

 きっと、1937年頃。
 『ザ・ニューヨーカー』の愛読者の前で。
 指を2回弾いても気づかれないだろう。

 このメロディーを頼りに。
 アダムス・ファミリーに会いに来たと伝えても。

 あまりに不可思議過ぎるから。
 そういう事は今にだってある。
 今は昔で、夢が今、信じられない事が多くある。
 その中に信じずにはいられないITがある。

 それって――。


テツガクちゃん
 ハートのクイーンです。

 まさか、ダイヤのクイーンに換えたりしませんよね!?
 それってかなりいい手だと思います。
 今は見えない昔にある未来への切符。
 そういう切り札のジョーカー。

 たった1枚、1コマに。
 ITは生きているようです。
 遠い先まで伸びる影のようなバラです。
 たった1枚の絵が扉。

 迷子になったデスペラードさんを。
 故郷へ連れ帰る、飢え。

 多くの人は気づきませんが。
 自分には聴こえる。

 ミート、スイート、ポテート!
 指を2回弾いたら。
 愉快なアダムス・ファミリー。

 昔、1コマに生きていた。
 今、1枚の光の中で輝く。

 1枚でも見つけたら……。
 その主は何れ――マルコ伝13章35節。

 起きてなさい いつ
 主が戻るか分からない

 指を2回弾いたら――脱獄の刻です。




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それでは、また次の機会にお会いしましょう。













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フォースを感じる

 お前とわしの間にもある。  どこにでもある。   そのエネルギーが銀河を結びつけている。  今さらになって、やっと感じ始めました。  ありがとうございます、マスター・ヨーダ。