2017年6月23日金曜日
お勧め映画 第10回目その1『デジモンアドベンチャー』
個人的お勧め映画。
今回は、10回目と言うことで、洋画ではなくアニメの劇場版の1本目です。(今回は2本です)
紹介させていただく作品は『デジモンアドベンチャー』です。
この作品に関しては、今更語ることもないと思いますが、現在活動中の『デジモンアドベンチャー tri.』と細田監督の次の作品へ、応援の気持ちを込めて、語らせていただきます。(2017年現在)
個人的お勧めポイント
1、怪獣映画という感じの迫力!!
2、姿は変わっても、通じるものがある
3、テレビアニメ『デジモンアドベンチャー』に通じる映画
1、怪獣映画という感じの迫力!!
初めてこの作品を観た時の感想は「あれ、私が知ってるデジモンじゃない!!」でした。
最初は、可愛らしいデザインのモンスターなのですが、進化するともう怪獣的なデザインのモンスターに変わります。
アニメのアグモンやグレイモンとは本当に違います。アニメよりもっと恐竜といいますか、本当に『生き物』と言う感じです。
違いは見た目だけではありません。アニメのデジモンたちは喋るし、行動も穏やかなのですが、今作のアグモンは喋りませんし、言うことも聞きません。 いきなり火を吐くし、自販機を壊す。それにちょっと大きいと思います。
とにかく、私が知ってるアグモンではありませんでした。
更に、グレイモンに進化してからパロットモンと戦うシーンは、完全に怪獣映画の迫力。
この迫力はこの映画でしか観れません。
怪獣のようにワイルドなグレイモンが観たいなら、絶対にお勧めです。
2、姿は変わっても、通じるものがある
アグモンになってからは喋らないし、言う事も聞きません。更にグレイモンになるともう迫力が凄すぎて、別の生物になってしまった感じがありますが、コロモンの時にした『トモダチのしるし』とか、ヒカリの笛に合わせて、泡を吹いたりした時の記憶が、残っているように思わせる部分もあります。
ハッキリとした意志はわからないけど、『なんとなく通じる』。言葉とかではない『何か』で通じ合っている神秘さが上手く出てるんですよね。
そして、あのEDです。グレイモンと小学生になった太一が対面して、グレイモンを撫でる太一の絵が最高です。
あの時のグレイモンの表情……無性に『なんかいいな』と思えます。人間とライオンが仲良くしてる動画を観て、感じる気持ちに近いような気がします。
種族を超えて、見えない何かで繋がる関係。これがデジモンシリーズの最大の魅力ですよね。
3、テレビアニメ『デジモンアドベンチャー』に通じる映画
この映画は、テレビアニメ放送の前に公開された作品だったと思います。映画の内容は、テレビアニメの前日談になるので、この作品を観た方がテレビアニメをより楽しめます。
テレビアニメのなぜ『このメンバーが選ばれたのか?』とか隠れた設定が映画の中に既にあります。テレビアニメでも後に紹介されますが。
映画の後半で、太一が笛を吹くシーンなどから、デジモンアドベンチャーという作品は『笛の音で始まり、笛の音で終わる』と改めて思いました。
「あれは……早過ぎる出会いだった……」
「だから、僕はここにいる」
という流れからの『Butter-Fly』は本当に芸術品です。
この映画ではEDになってはいますが、テレビアニメは『Butter-Fly」』がOPになるわけですからね。デジモンシリーズはよく考えられて作られた作品だな、と本当に思います。
最後に
『デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム』も素晴らしいですし、こちらの『デジモンアドベンチャー』も本当に素晴らしいです。
どちらも細田監督で、監督の色がよく出てるな、と素人ですが感じました。
更にこちらは、30分の中で勝負する映画です。
とても30分とは思えない内容の濃さです。まるで魔法です。30分でここまでできるのか? という。
凄い迫力の怪獣要素と、見えない何かで繋がる関係を軸に、作品単体として成り立っていますが、この後テレビアニメを観れば面白さが100倍増す。凄い映画です。
アニメデジモンを知らなくても楽しめますし、これからデジモンを知ろう、という方にもお勧めの映画です。
『デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム』もテレビアニメを知らなくても楽しめる作品だと思いますし、これは凄いですね。
アニメ本編を知らなくても楽しめるように、映画を作るのって絶対難しいと思うんですが、それがちゃんとできた両作品だと思います。
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グリフィン理論
いつだって10月だし11月だし3月なんだ。 このグリフィンさんの教えは贈り物。 誰だってジェイソン・ボーンだしジェームズ・エドワーズ。 ロバート・アンジャーでローン・レンジャー。 そして、ネオでもある……忘れているだけで。
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何度も繰り返し上った、永い階段。 だけど、ある日気づく。 これは悲劇じゃない、喜劇だと。 そして、ゆっくりと永い階段を下りていく。 喜劇王、アーサー・フレック・ステップで。
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