何かを分類する癖を『カテゴライズ症候群(分類病)』と勝手に呼んでいます。
分類することで交流をスムーズできます。だから、分類することは大切なことです。
ただ、本当に大切なことは、分類し整頓することでしょうか?
時には、分類せず、複雑に入り組んだ謎を解き明かす楽しさを味わってみたい、と思ったり。
あなたはどう考えますか?
肯定
僕の思い過ごしかもしれないけど、最近いろんなことをカテゴライズ、つまり分類したがる傾向を感じない?
○○系、○○型、○○病など。
その中でも、僕がちょっと気になるのは『アスペルガー症候群』。
テツガクちゃん
そうですね。
たしかに、人を分かりやすく分類したがる空気を感じることがありますね。
その中でも、『アスペルガー症候群』という言葉はネットでもよく見かけます。
会話の中で、相手に「あなたはアスペルガー症候群ですか?」という具合に使われている気がします。
その言葉が認知されることは、いいことだと思いますが。
肯定
僕も分類して、あなたは○○系、○○型、○○病、と呼ぶことは、いい面もあると思うよ。
そうやって分類することで、人との交流をスムーズにできると思うし。
テツガクちゃん
たしかに、『この人は○○系だな』とわかれば、対処しやすいかもしれませんよね。
肯定
そう、いい面もあるとわかっているけど、どうしても『全てを分類してどうするの?』と思ってしまうんだよね。
例えば、アスペルガー症候群。
きっと、僕のことを「あなた、アスペルガー症候群では?」と思う方もいるでしょう。
僕には普通という概念が非常に薄いです。
個人的に普通なんて『存在と同時に存在しない』。
『普通がないことが、むしろ普通』といいますか。
それから、何かの作業を黙々とすることがそこそこ得意です。(限度はありますが)
あと、何かにハマると、ちょっと周りが引いてしまうくらい知ろうとします。
テツガクちゃん
たしかに、肯定さんの特徴ですが……。
接している私は、別に『病気』だと感じたことはありません。
それに、その特徴は、肯定さんの山羊座の特徴にそっくりです。
山羊のように一歩でも高く登りたい。蠍座と張り合えるくらい黙々と作業をこなせる。
そして、考え方は12星座の中でも長老的な思考。
山羊座のことを『若くして既に老人』と表すこともあるようですよ。
肯定
だよね。僕も『山羊座だから、こうなんだ』と思っている自分がいてね。
そうやって、『山羊座だから』と分類している自分がいるのもわかっている。
ただ、分類することは、できるだけ少ない方がいいと思うんだよ。
なんでも○○系、○○型、○○病と囚われなくても……。
どんなに分類しても、その人が変わるわけでもないし。
対処しやすくしても、新しい壁にぶつかれば、また新しい種別を創る。
そうやって、増えた無数の種別をどうやって管理するのかな?
テツガクちゃん
何でも分類していると、大変なことになりそうですね。
私には管理できそうにないです。
そもそも、人を分類することが出来そうにないです。
考えるより前に行動してしまいます。牡羊座の特徴ですね。
でも、一番大切なことは、分類して交流をスムーズにすることではなく、『楽しい時間をどうやって過ごすか』ですよね?
少なくとも、私と肯定さんの間では、それが守られています。
それで、いいんじゃないでしょうか。
肯定
そうだね。
どうしたいのか? ということを最優先に考えて、それで分類が必要なら続けた方がいいよね。
ただ、『人を何かに分類したがる癖』のことを、僕は勝手に『カテゴライズ症候群(分類病)』と呼ばせて頂こうかな、って。
こういうちょっとした、いたずらが好きなのも山羊座の特性で。
あっ、そう言いながら、また自分のことを分類していたり。
そもそも、勝手に『カテゴライズ症候群(分類病)』と言ってる時点で説得力が……。
まあ、そんな細かいことは置いておいて、時には『何が最優先か』、と考えてみる時間も必要ではないでしょうか?
本当に必要なのは分類すること? 楽しい時間を過ごすこと?
それとも……。
関連の話題
それでは、また次の機会にお会いしましょう。
0 件のコメント:
コメントを投稿