2018年2月5日月曜日

自分らしさの中にある無限の可能性


肯定
 テツガクちゃん、『誰が言うか、それとも、何を言うか?』の最後で。
 
 自分にしか考えられない言葉の方が、たくさんの人を動かす言葉よりも無限の可能性を秘めている、と思いません?
 
 と言ったよね? どうして、そう思ったの?


テツガクちゃん
 それは、少し説明するのが難しいのですが……。

 ある程度ですが、実績や立場、権力などを持つ人の言葉で、起きることは計算できると思うんですよ。

 そうですね。『天井』が見えるという感じでしょうか?
 『誰か』になろうとするなら、方法は二つあると思います。
 その『誰か』と同じになるか、それを超えるか。
 そういう天井がありますよね。

 ですが、『自分らしくあり続ける』ための天井は、どこにありますか?
 

肯定
 なるほど、たしかに、どこまでも自分らしくあれば、どこが天井なのかわからないね。

 目的地が見えていれば計算が出来るけど、目的地が見えないと計算もできない。
 だから、自分らしくあることに無限の可能性がある、と。
 それ、いいね!


テツガクちゃん
 何かを言える『誰か』になることも素敵ですが、その『誰か』になるには何が必要か? と考えた時に、私は『何かを言う』ことが必要だと考えています。
 そして、何かを言い続けながら『誰か』ではなく『自分らしく』あろうとする中に、無限の可能性を感じます。

 だって、影響力を持つ『誰か』であれば、人に多少の影響を与えるのは『当たり前』ですよね。
 でも、自分らしくあり続けている人が、もし誰かに影響を与えてしまったら、それは奇跡ですよね。
 

肯定
 たしかに、僕達が楽しく過ごしているこの時間の中で、もし誰かが楽しさを共感してくれたり、何かを感じてくれたら、それは当たり前じゃなくて奇跡だよね。

 でも、相変わらずストイックと言いますか。

 困難な道へテツガクちゃんは進みますね。
 
 正直、影響力のある『誰か』になる方が簡単じゃない?
 ある程度、こうすればいい、と分かるじゃない。
 だけど、自分らしくあり続けるのは……難しそう。


テツガクちゃん
 そうですか?
 いい加減で、テキトウな私らしい選択だと思いますよ?

 私は『誰か』になれません。私は私のままです。
 それでいいんです。それを守り続けることが、私のプライドだと思います。
 影響力とか実績とかは、私にはどうでもいいんです。

 いつも、『なぜ?』という好奇心の灯りを絶やさないために、できることをする。
 これだけですよ。凄く簡単ですよ。


肯定
 そういうことをサラッと言えるのも凄い……。
 
 そうだ、今日の話題でわかったことがあるよ。
 僕達が過ごす、この時間にも無限の可能性があるんだよね。
 だから、僕もその無限の可能性を大切にして、この時間を継続できるようにするよ。

 これらかもよろしくね。テツガクちゃん。


テツガクちゃん
 ええ、そうですよ。
 私達はまだ『誰か』ではありません。
 だから、どんな『自分』にもなれる。


 そこにある無限の可能性を大切にしながら、これからも
私達らしく『何か』を言い続けていきましょう♪






それでは、また次の機会にお会いしましょう。

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砂漠でアマゾンを探している

 多くの人は砂漠でオアシスを探している。  平和ってオアシスを信じて、求めて彷徨う。   隣にアマゾンがあっても、砂漠の中で探す。  今、本当に欲しいもの、ITを忘れかけながら。  砂漠のオアシスなのか、豊かな水源があるアマゾンなのか。