肯定
テツガクちゃん、『誰が言うか、それとも、何を言うか?』の最後で。
自分にしか考えられない言葉の方が、たくさんの人を動かす言葉よりも無限の可能性を秘めている、と思いません?
と言ったよね? どうして、そう思ったの?
テツガクちゃん
それは、少し説明するのが難しいのですが……。
ある程度ですが、実績や立場、権力などを持つ人の言葉で、起きることは計算できると思うんですよ。
そうですね。『天井』が見えるという感じでしょうか?
『誰か』になろうとするなら、方法は二つあると思います。
その『誰か』と同じになるか、それを超えるか。
そういう天井がありますよね。
ですが、『自分らしくあり続ける』ための天井は、どこにありますか?
肯定
なるほど、たしかに、どこまでも自分らしくあれば、どこが天井なのかわからないね。
目的地が見えていれば計算が出来るけど、目的地が見えないと計算もできない。
だから、自分らしくあることに無限の可能性がある、と。
それ、いいね!
テツガクちゃん
何かを言える『誰か』になることも素敵ですが、その『誰か』になるには何が必要か? と考えた時に、私は『何かを言う』ことが必要だと考えています。
そして、何かを言い続けながら『誰か』ではなく『自分らしく』あろうとする中に、無限の可能性を感じます。
だって、影響力を持つ『誰か』であれば、人に多少の影響を与えるのは『当たり前』ですよね。
でも、自分らしくあり続けている人が、もし誰かに影響を与えてしまったら、それは奇跡ですよね。
肯定
たしかに、僕達が楽しく過ごしているこの時間の中で、もし誰かが楽しさを共感してくれたり、何かを感じてくれたら、それは当たり前じゃなくて奇跡だよね。
でも、相変わらずストイックと言いますか。
困難な道へテツガクちゃんは進みますね。
正直、影響力のある『誰か』になる方が簡単じゃない?
ある程度、こうすればいい、と分かるじゃない。
だけど、自分らしくあり続けるのは……難しそう。
テツガクちゃん
そうですか?
いい加減で、テキトウな私らしい選択だと思いますよ?
私は『誰か』になれません。私は私のままです。
それでいいんです。それを守り続けることが、私のプライドだと思います。
影響力とか実績とかは、私にはどうでもいいんです。
いつも、『なぜ?』という好奇心の灯りを絶やさないために、できることをする。
これだけですよ。凄く簡単ですよ。
肯定
そういうことをサラッと言えるのも凄い……。
そうだ、今日の話題でわかったことがあるよ。
僕達が過ごす、この時間にも無限の可能性があるんだよね。
だから、僕もその無限の可能性を大切にして、この時間を継続できるようにするよ。
これらかもよろしくね。テツガクちゃん。
テツガクちゃん
ええ、そうですよ。
私達はまだ『誰か』ではありません。
だから、どんな『自分』にもなれる。
そこにある無限の可能性を大切にしながら、これからも私達らしく『何か』を言い続けていきましょう♪
それでは、また次の機会にお会いしましょう。
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