なぜ、円周率は無限に続くのか?
それは、『球体に果てがない』からもしれません。
だから、球体の秘密の鍵の円周率も果てがなく、無限に続くのかもしれません。
テツガクちゃん
肯定さん、なぜ円周率は無限に続くと思います?
肯定
難しいことを訊きますね。
一応、調べたら円周率はループすることなく無限に続く『無理数』だから割り切れないとか、『10進数』では表せないけど『12進数』なら可能と言われているみたいだよ。
『無理数』は整数で割り切れないから、円周率も割り切れず無限に続くらしいよ。
テツガクちゃん
なるほど、そういうことなんですね!
私、『球体には果てがないから』だと思っていました。
肯定
はて……?
えっと、それはどういうことですか?
テツガクちゃん
昔、『世界の果てを探す旅』という話で、地球は丸いから地球上に果てはない、と話しましたよね?
立方体なら新しい面へ繋がる果てがあるけど、球体には立方体のような面や角が複数ありません。
どこから見ても、同じ円という一つの面が永遠に続く。
それが球体なので、球体に果てはありません。
だから、その『球体の秘密』を握る円周率も果てがなく永遠に続く、と私は考えていました。
肯定
なるほど、円周率が無限に続くのは、『球体に果てがない』から……それ面白いね!!
球体は面が一つしかない。
更に、球体の中では果てが見えるけど、その果ては永遠に訪れない。
球体の中では、果てに繋がる『地平線』や『水平線』が見える。
だけど、どれだけ進んでも、それらを越えることが出来ない。
そんな神秘的な円の秘密を握る円周率も、『永遠にその果てが訪れない』か……。
素晴らしい!! とても面白いよ!!
テツガクちゃん
ありがとうございます。
それからもう一つ。円周率が3.14……と求めるのに『はさみうち』という手法を使ったそうですね。
円を外から包む多角形と、円の中に包まれる多角形。
二つの多角形と円。
この三つの図形を合わせ、『外側の多角形の外周>円の円周>内側の多角形の外周』という関係を作り。
その角をどんどん増やせば、より正確な数値が出る。
これが『はさみうち』というそうですが、これって何かに似ていると思いませんか?
肯定
昔の話でした地球の果てを知りたければ、『地球の外を探せ』ということかな?
たしかに、複数の面や角を持たない円のことが知りたいのなら、円とは違い複数の面と角を持つ図形を使うところが似ているね。
それと、10進数ではなくて12進数で見ればいい、という考えも同じだね。
どちらも視点を変えれば、『秘密が見える』ということだから。
ただ、12進数で見た場合。
「なぜ10進数だと割り切れないの?」ということを説明するのが難しいかもしれない。
答えが、「10進数では無理なの」では、納得ができないよね。
でも、「球体には果てがないから、その秘密の鍵の円周率にも果てがない」とすれば面白いかも。
凄いよ!! テツガクちゃん!!
テツガクちゃん
いえいえ、『世界の果て』の話の後に気づいたんです。
円周率が永遠に続くことと、球体に果てがないことは、何か関係がありそうですよね。
円周率が永遠に続くから球体に果てがないのか、それとも球体に果てがないから円周率も永遠に続くのか?
その関係がわかる日が来るといいですよね。
関連の話題
それでは、また次の機会にお会いしましょう。
0 件のコメント:
コメントを投稿