宇宙で一番速い速度は光速と言われていますが、そう決めるのはまだ早いかもしれません。
光速は『人が感じられる速度で一番速い速度』と考えられます。少し追加すると、『今の人間』が感知できる最高速度が光速。
ですから、『今の人間』の限界を超える概念もあるかもしれません。例えば、『量子もつれ』とか。
テツガクちゃん
肯定さん、『宇宙人はそこまで来てるかもしれない?』という話題の中で、文明が発展した惑星ならワープも可能かもしれない、と言いましたよね?
肯定
そうだね。
重力がもの凄く軽く、その影響で時間の進みが速い場合は、同じ時間経過でも大きな差が出る。
その差があれば、地球が2018年現在なのに対して、他の惑星の文明は2018億年続いているかもしれない。
だから、ワープも可能かもしれないし、それよりもっといい方法があるかもしれない、と言ったね。
テツガクちゃん
私、気づいてしまったんです!
ワープも可能になる可能性の鍵に!
その鍵は『光を超える概念』です。
光は、『宇宙で一番速い速度』と聞きましたが、私はこう考えます。
『人間が感じられる速度で、一番速いのが光速』と。
少し追加しますが、『今の人間』が理解している感覚の中で、ということです。
肯定
……。
ああ、なるほど!
音速が耳で感じる速度で、光速は目で感じる速度。
そう考えると、『宇宙で一番速いのが光速』とするのは、まだ早いかもしれないね。
人間の目や他の感覚では、捉えられない速度があるかもしれない。
そして、その速度は光速の10倍速いかもしれない。
テツガクちゃん
そうです!
特に、量子力学の世界の『量子もつれ』という現象は、光速を超える可能性があります。
肯定さん、『量子もつれ』の説明をお願いします。
肯定
間単に説明しますと、普通の量子は確認するまで確定しません。
コイン投げをイメージしてみてください。
キャッチしたコインは表か裏です。
それを確認するまで、手の中のコインは表であり裏でもある。
まさに『存在と同時に存在しない』!
なので、二つのコインを同時に投げた場合、それを確認するまで『二つのコイン』の状態はわかりません。
これが通常の量子の働きです。
凄く曖昧なんです。それを確認するまでは。
一方、もつれた量子。ここでは双子の量子としますが。
双子の量子は、片方の状態が決まった瞬間、もう片方が決まります。
片方のコインが裏と決まれば、その瞬間もう片方のコインは表になる、という働きがあります。
普通の量子は片方が確定しても、確認されるまでもう片方は曖昧のままです。表表という可能性もあります。
だけど、双子の量子は片方が裏なら、もう片方は表と決まります。
※注意
興味がある方は、是非ご自身でも詳しく調べてみてください!
僕の説明では、誤りがあるかもしれませんので。
テツガクちゃん
この働きは、遠く離れた距離でも続くらしいです。
これまでは、光速の速度での通信でしたが、『量子もつれ』の通信が可能ならタイムラグがなくなるかもしれません。
そして、この『量子もつれ』の働きは、まだ人間の感覚では理解できていません。
視覚、嗅覚、聴覚、味覚、触覚などの五感では、感知できないものだと思います。
ですが、実際ある働きです。
このように、今の人間の感覚では捉えられない世界は、まだまだあるはずなんです。
そこに、光速を遥かに超える概念が眠っているかもしれません!
それから、人間自身も自分達に秘められた新たな感覚に気づく日が来るかもしれません。
肯定さんが紹介した『七感(思考)』だったり、それを遥かに超えた、もっと新しい感覚。
今、見えている世界が、全てではありません。
見えない世界がすぐ隣にあることを忘れずに、いつでもその世界に対応できるように準備しておきたいですよね。
そうすれば、『スター・ウォーズ』の世界観が、すぐそこにあるかもしれません!
それでは、また次の機会にお会いしましょう。
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