キャプテン・ジャック・スパロウの心強い片腕

　キャプテン・ジャック・スパロウには、とても心強い片腕のような存在がいます。
　彼の力を上手く引き出し、彼らしく振舞えるように自分の役割を淡々とこなす。
　あなたはどちらになりたいですか？
　素晴らしい策士と人の力を引き出す魔術師。
　それとも別の新しい存在？ 









 
肯定
　『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズのキャプテン・ジャック・スパロウ最高だよね！

　僕もジャックかバルボッサみたいになりたい！


テツガクちゃん
　たしかに、二人ともカッコいいですよね！

　ところで、肯定さん、ジャック・スパロウには、彼の力を引き出す人物がいることをご存知ですか？


肯定
　えっ、そんなサポート役の人いたかな？
　
　そうだな……バルボッサのこと？
　『よきライバルとして、ジャックの力を引き出す』という感じの存在。


テツガクちゃん
　バルボッサもよき好敵手として、ジャックの力を支えていますが、彼よりも身近にいて片腕のような存在。

　そう、ジョシャミー・ギブスさんです！
　彼がジャックの考えを「それがいい！」と賛同してくれるから、彼は力を発揮できるのだと思います。

　どんなに素晴らしいアイディアでも、それに乗ってくれる協力者がいないと成り立ちません。
　ギブスさんの「それがいい！」という賛同のひと言が、魔法をかけるんですよ！

　そういう意味では、ギブスさんは魔術師と言えるかもしれません。
　

肯定
　たしかに、そうかも！
　ジャックは、身近に凄い片腕がいるから、キャプテン・ジャック・スパロウとして振舞えるのかもしれないね。

　ギブスは、いつもジャックのアイディアに賛同してくれる。
　彼にとってジャックは頼りになる存在。
　そして、きっとジャックもギブスを頼りにしている……はず？


テツガクちゃん
　その素っ気ない感じが、この作品の魅力ですよ！
　特別、「頼りにしているよ！」と信頼を確かめる必要がないくらいの経験が、彼らにはあるのではないでしょうか？
　
　例えば。
　ジャックとギブスが出会うまでの物語や、出会ってからの物語。

　私達が映画で見る彼らの物語は、ほんの一部でしかありません。
　その中で、特別語る必要が無いくらいの信頼を築いたのかもしれないですし、そういうのが無いのが海賊の流儀なのかもしれません。


肯定
　そうだね。僕達が見ているのは、彼らの物語のほんの一部だからね。
　
　そこから、ギブスとジャックについて、勝手に想像を膨らませるのも楽しいよね！
　最初の3部では、特に二人について、深くは掘り下げられていないからね。
　
　だから、今後ギブスがメインになる話もあるかもしれないよね！
　彼はジャックの大切な片腕と言える。
　そう、ホームズとワトソン。コーディとクリス。ターキッシュとトミー。ニールとピーター。いや、ニールとモジーかな？
　とにかく、名コンビが活躍する物語って面白いよね！
　パイレーツはジャックとギブスのコンビかもしれないね！


テツガクちゃん
　私もこのシリーズは、ジャックとギブスのコンビだと思います！

　そして、片腕になる存在はとても大切なんです！
　ジャックが活躍する隣にはギブスがいて、そのことを主張せず、控えめに自分の役割を淡々とこなす彼が、ジャックの力を引き出していると思います！

　だから、私はギブスさんに憧れていたり。
　
　あっ、これを読んでいるあなたは、どちらになりたいですか？
　策士キャプテン・ジャック・スパロウと、人の力を引き出す魔術師ギブス。それとも別の新しい存在？

関連の話題
『北を指さない羅針盤』
『見たこと聞いたことの半分は信じるな』
『人は誰しも魔法使い』
『普通は特別で、それは魔法である』
『テツガクちゃんと肯定一覧』

 

それでは、また次の機会にお会いしましょう。