様々なことが起きる時代の中で、過去の出来事は徐々に忘れられていく運命にあります。
それは、今を精一杯生きている限り、仕方がないことです。
ですが、ほんの少しでも長く伝え続けるために、皆様の貴重な知識をお貸しください。
肯定
テツガクちゃん、『8月15日』が日本にとってどんな日なのか、知っているかな?
実は、僕も昔は正確な日付を覚えていなかったんだけど……。
テツガクちゃん
『終戦の日』ですよね。
ただ、私も情報として知っているだけで、戦争を体験していないので、詳しいことは答えられません。
肯定
さすが、僕と違ってちゃんと覚えていたんだね!
それで、今年(2018年)の15日の夜にツイッターのトレンドを見たら、『終戦』のワードがなかったんだよ。
きっと、お昼には終戦関連のワードが急上昇したと思うんだけど、その日の夜には別のワードしかなかった。
もしかしたら、僕の見間違いかもしれないけど、少しその事実に危機感を感じてね。
このままでいいのだろうか? と。
テツガクちゃん
そうですね……。
よくはないと思いますが、難しい問題ですね。
他にもいろんな事が起きています。
今現在起きている大変なこともあり、過去のことに囚われ過ぎるのも問題ですが……。
もう少し上手く向き合いたいですよね。
肯定
そうなんだよ。
僕なんて10年位前は、『終戦の日』の正確な日にちを答えられなかったり、今も広島と長崎に原爆が落ちた日が正確に答えられないし。
きっと、3月11日の地震とかもそうなっていくのかもしれない。
これからも災害などはきっとある。
その一つ一つをしっかり受け止めるのはとても難しい。
だから、徐々に忘れられてしまうのは仕方がない、とは思う……。
テツガクちゃん
ですが、『もう少し何かできないか?』と考えているのですか?
肯定
そう、もう少し『身近なもの』にならないかな、と。
終戦の日を身近に、というのは不謹慎かもしれないけど、ハロウィンだってそうじゃない?
お祭り騒ぎをしているけど、感心がある人はハロウィンが『秋の収穫を祝い、悪霊を追い払う行事』と知っている。
終戦の日もそういう行事になれたら、忘れられないくらい身近な存在になれそう。
誰だって、悲しくて重い事と向き合うのは辛いから。
もう少し軽く、ほんの少し明るくできたら、きっと末永く向き合える気がする。
テツガクちゃん
そうですね。
たしかに、そうなればハロウィンやクリスマスみたいに末永く続きそうですね。
あっ、こんなのはどうです!?
8月15日はステーキの日!
贅沢は敵だ、と言いましたが、やっぱり贅沢は素敵だ!
今日くらい少し贅沢をしましょう!
そして、明日からまた未来を創っていきましょう。
そんな一日に。
肯定
テツガクちゃん、いくらステーキが好きだからって……。
でも、それ面白い!
戦争が終わったから、今の時代がある。
8月15日は日本にとって一つの分岐点で、焼け野原からここまでの時代を築いてきた。
そんな分岐点の一日に少し贅沢をして、明日からまた新しい時代を創っていく。
そのための行事か。なんか素敵だね。
テツガクちゃん
ステーキは冗談ですよ!
そうですね。
ご飯を少しおかわりする、というので、どうでしょうか?
とにかく、普段以上に『明日からまた頑張ろう』と思えるように、少し贅沢をする一日にすれば楽しめますよね?
贅沢は敵ではなくなり、素敵な贅沢を迎える。
そのことを喜ぶ一日に。
肯定
そうなったらいいよね。
災害などの記憶も忘れ去られてしまう。
人にとって、いつまでも辛い記憶と向き合うことは、とても困難なことだし新しい災害も起きる。
だから、それは仕方がないことだと思う。
みんな、精一杯毎日を生きているから。
だけど、その出来事を新しい世代に伝え続けるには、どうしたらいいのか? と考えることは誰にでもできる。
そこで考えた行事を自分で楽しめたら、それは素晴らしいことだと思います。
テツガクちゃん
ということは、私達はステーキの日、ということですか!?
肯定
そんなことしたら破産だよ!
僕達は少しのおかわりの日にしようよ!
こんな感じの楽しいことなら、きっと続けられますし、関心を持てばその出来事を知ろうとします。
そうすれば、クリスマスみたいに末永く語り継がれる日になるような気がします。
偉い人の名前は忘れてしまうけど、身近な友人の名前は忘れませんよね。
そんな身近な存在に『終戦の日』がなれたら、きっと忘れることもないのかな、と考えます。
僕の足りない頭ではこれが精一杯です。
もしよければ、是非、皆さんの貴重な知識で、この問題について少し考えてみてください。
きっと、たくさんの人が知識を出し合えば、『終戦の日』と上手く向き合う方法が見つかると思います。
この不謹慎な内容で不愉快な想いをした方々、申し訳ありません。
関連の話題
それでは、また次の機会にお会いしましょう。
0 件のコメント:
コメントを投稿