0~限りなく続く、と考える無限や永遠は、有限の世界が見せる錯覚かもしれません。
きっと、無限の世界では、ただ0があり続ける。徐々に加速していく、という概念は有限の世界の感覚で、そのモノサシで見た無限や永遠は錯覚かもしれません。
テツガクちゃん
肯定さん、『有限と同時に無限の物語』の話に出てきた。
『有限の世界が見せる錯覚』について詳しくお願いします。
肯定
詳しくか……。
たしかに、あの物語の天秤座の話だけでは難しいよね。
無限とか永遠って、全てのことが限りなく広がっているように思うよね?
寿命なら、仮に0~200歳が有限(この世界)の限界だとして、無限や永遠の世界では0~限りなくずっと続く、と。
でも、これが『錯覚』なんだろうな、ということなんだよ。
きっと、無限の世界ではずっと変わらずに、『0』なんだと思う。
だから、『0~限りなく』というのがないんじゃないか。
テツガクちゃん
それは、『死後の世界』の話も同じですよね?
地獄で何百年も罰を受けるというのは、『有限の世界』の感覚で考えた錯覚。
そういうことですよね?
肯定
そうだね!
速度の話にも近いかも。
静止している状態と超速度(光速以上)は同じ状態らしいんだよ。
でも、僕達はその中間を動いているから、『超速度は永遠に加速し続ける』と思いがちだけど、実は止まっている状態が一番速いのかもしれない。
無限の世界では時間などなく。
永遠に0という状態があり続ける。
だけど、有限の世界に住む人達は、ついつい普段の感覚で『時間が無限に続いていく』と錯覚してしまう、ということなんだよ。
テツガクちゃん
たしかに、自分達が住む世界のモノサシで物事を考えてしまいますから、錯覚してしまうのかもしれません。
肯定
でも、錯覚って面白いよね?
無限の世界の中で、有限の世界と同じ振る舞いをしようとするから、結果的に『無限と同時に有限である』という不思議な状態が生み出される。
これは、人のもつ想像力が創る『魔法の世界』だよ!
死後の世界などに『時間がある』と考えることなどがね。
テツガクちゃん
不思議な世界ですよね!
それから、錯覚を見てしまうことも凄く不思議なことです。
思い込みで創られる錯覚ですが、それもなんかステキですね!
有限の世界が見せる錯覚。
それが生み出した『無限と同時に有限』という魔法の世界。
是非、また行ってみたいです!
その世界への鍵は物語という船です。
もし、よければ、『有限と同時に無限の物語』の世界を覗いてみてください。
そして、自分の船を手にして、物語の世界の海を旅してみてください。
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それでは、また次の機会にお会いしましょう。
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