拝啓
歌う不死蝶様、心地よい寒さを通り越し、さすがに寒いと感じる日々が続いています。
そんな寒さの中、私は深い海に溺れるようなキモチと向き合っています。
あれもしたい、これもしたい、もっとしたい。
そう思えることがあることは、とても幸せなことですが、それも度が過ぎると溺れてしまうようです。
やりたいことがありすぎて、上手く身体が動いてくれません。
少し困った日々を過ごしていますが、なんとか立て直す予定です。
私にそのやる気を与えてくれるニュースがあります。
それは野球界の伝説、イチロー選手が今年の開幕戦の出場を目指す、というニュースです。
2018年はシーズン途中で球団特別補佐に就任し、選手という立場は少し曖昧な感じでした。
今年、2019年は選手として1年を戦えるのか、私はそれがとても関心があります。
イチロー選手や三浦知良選手は憧れです。
もちろん、歌う不死蝶さんも私の憧れです。
皆さんの共通点は、『前向きな輝き』だと私は考えています。
昔の方が凄かった、と思わせない今を見せ続けている。
そんな姿勢に憧れています。
今、イチロー選手が向き合っている道の先。
それは私の目には何も見えません。
そして、私自身が直面している道の先も何も見えません。
そんな私の状況と、イチロー選手を勝手に重ねて見ているんだと思います。(イチロー選手、申し訳ありません)
この何も見えない無の道をどうやって進むのか。
果てもなく、無が続く世界。
ずっと、そう思っていました。
ですが、歌う不死蝶さんの歌を聴いて、こんな世界が見えました。
無の霧の先にある夢。
どれも同じ『ム』です。
何もない、という霧の先にあるのは、夢という宝物かもしれない、と。
イチロー選手が同じ景色を見ているのか、それはわかりませんし、どうでもいいことです。
そんなアイスクリームは、トタン屋根に投げてしまいます。
ただ、面白いことに、私はイチロー選手が向き合っている道のない、無の世界に勝手に夢を見ています。
そうですね。例えば、三冠王を獲得するなど。
意外と何もないから新しい夢が見れるのかもしれない、と思えるようになりました。
そのお蔭で、先が見えない道を恐れる必要もない、と。
幸せなことに、私には溺れるくらいやりたいことがありますから。
この先、どうなるのかわかりませんが、これからも『ロックンロール』を続けられるようにします。
歌う不死蝶さんもライブを続けてください!
何度でも繰り返せる、終わらないライブを。
是非、お願いします!
私達もその上昇気流に乗って、舞い上がりますから。
それでは、また次のお手紙でお会いしましょう。
敬具
歌う不死蝶様と共に未来の夢を見る一人より
敬具
歌う不死蝶様と共に未来の夢を見る一人より
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