敗北が北へ向かうのなら、南へ向かう風に乗りましょう。
それは伝説の『勝南の風』です。
殿、今こそ決断の時、3時10分です。
テツガクちゃん
気づいてしまいました! 私!
今、勝南(しょうなん)の風が吹いていることに!
肯定
ショウナンの風?
あの、湘南の方角から風が吹いているの?
テツガクちゃん
いえ、ショウナンはショウナンでも。
勝つ南の勝南です。
私、ずっと疑問だったんです。
なぜ、敗北が負ける北、と書くのか。
最近、その答えに出会いました。
中国では南の土地を求めて戦い。
負けた方が北へ行く、ということがあったとか、なかったとか。
だから、敗北と書くとか書かないとか。
その真偽は私にとって、どうでもいいことです。
そうです、トタン屋根の上にです。
肯定
それで勝南か、その説は面白いね。
たしかに、寒い土地から暖かい土地を求めて移動する。
そこで戦いなれば、負けた方が寒い北へ戻るしかないのかも。
負けたら敗北、勝てば勝南か。
なんかいいね。
「殿、今吹いてる風は敗北の風ではありません。あれは伝説の勝南の風です!」
とか言えそう。
テツガクちゃん
そうですね。
物語とかでも使えそうな言葉ですね!
今、北からは敗北の風が吹いている。
南からは勝南の風が吹いている。
この風のどちらに乗って、舞い上がるか。
それは自分が決めることです。
あなたはどの風に乗りますか?
三時十分の刻、この決断の時は、関が原の戦いよりも大切な瞬間です。
敗北の風か、勝南の風か。
そのどちらを選んでも、自分が見たかった景色は見れるはずです。
自分が何を見たいのか、それが一番よく見えそうな風はどちらか?
それを考えることがとても大切です、お殿様。
それでは、また次の機会にお会いしましょう。
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