2020年4月20日月曜日

タケノコを探す名人


 可能性と『タケノコ』は似ている気がします。
 大き過ぎれば驚きの味は薄く。
 小さければ驚きの味は濃く。
 地中と地上、その中間で待つのは伝説の『タケノコ』です。






テツガクちゃん
 『タケノコ』を探す名人ってステキですよね。


肯定
 タケノコ?
 あの食べる、タケノコ?


テツガクちゃん
 そうですね。
 食べるタケノコもステキですが。

 今回の『タケノコ』は可能性という、タケノコです。

 タケノコは、地中に眠っているものが美味しい、と聞きました。
 地上に出て、目に見えるほど大きくなってしまったもの。

 それは、あまり美味しくないと。
 
 ただ、それが本当のことなのか、それはわかりません。
 地上に出るくらい伸びたタケノコを食べていないので。

 タケノコの味の話は、一旦置いておいてですね。
 私、可能性もそうだと思うんです!

 可能性には驚きという味があります。
 その味は小さいほど濃く、大きくなるにつれ薄くなる気がします。
 ですから、誰の目にも見えるほどの大きな可能性。
 そこにある驚きの味は、薄味な気がします。
 
 もちろん、可能性というタケノコを食べていませんので、断定はできません。

 これは、私の想像の話です。


肯定
 たしかに、可能性ってタケノコに似ているのかも。
 煮て食べると美味しいところとか。

 面白い想像の話だね。

 地中から地上へ顔を出そうとする。
 中間の世界を越えようと、踏み出す一歩。
 その力を持った、可能性という
タケノコ

 そこには、最高の驚きが隠れている気がする。


テツガクちゃん
 大きなタケノコも小さなタケノコも。
 その両方を見つけて、煮込んでみたいですね。

 本当に大きなタケノコはあまり美味しくないのか?
 小さなタケノコとは違う味が眠っているのか。


 その可能性の答えを煮込んで探したいです。
 
 もちろん、私達が持っている可能性というタケノコもです。
 煮物になる、その時まで。
 しっかり煮詰めて、節目を刻んでいく。
 きっと、そうすれば、美味しい煮物ができる気がします。


肯定
 それいいね!
 タケノコづくしのお祭りだね。

 そんなお祭りを開くためにも、タケノコ探しの名人になりたいね。
 ちょうど、僕の身近にそういう名人がいて。
 これから活躍しそうな可能性。

 それを見つけるのが上手い人がね。

 その名人を参考にタケノコを探すよ。
 様々なタケノコをガクちゃんと共に見つけて、たくさん節目を共に見届けようよ。


テツガクちゃん
 もちろんです!
 どちらがタケノコを多く見つけるか、競争です!

 あなたもタケノコを探してみませんか?
 自分の中にあるタケノコや、この世界のどこかで、あなたと出逢う日を待っているタケノコを。

 たくさん集めたら、タケノコ祭りを開きましょう。
 その時は、私達のタケノコの煮物を是非食べてください!

 そんなタケノコがつける節目。

 それを一つでも多く見届けられたら。
 とても面白そうな気がします。






 

それでは、また次の機会にお会いしましょう。











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グリフィン理論

  いつだって10月だし11月だし3月なんだ。  このグリフィンさんの教えは贈り物。  誰だってジェイソン・ボーンだしジェームズ・エドワーズ。  ロバート・アンジャーでローン・レンジャー。  そして、ネオでもある……忘れているだけで。