幻実の一等星がどこかで誰かを待っている。
窓に映った、ディスプレイの光の中。
なぜか、気になる箇所があり、それをクリックしたら。
出会ってしまった、とんでもない星とか。
肯定
ガクちゃんは、幻実の一等星って見たことある?
テツガクちゃん
一等星とはどのような星ですか!?
肯定
凄く明るく見える星かな。
ガクちゃんは見たことない?
僕は時々見るよ。
例えば、何気なく窓に映った、液晶ディスプレイの光。
画面という窓の中に少し気になる箇所がある。
そこにある、小さなタイトル。
それが一等星のように輝いていて。
それをクリックすると何かに出会ったり。
そういう感じの一等星。
テツガクちゃん
そういうことですか!
それなら、私にとっての一等星は肯定さんですね!
不思議な話題を見せてくれますから!
肯定
えっ、それは僕もそうだよ?
ガクちゃんの『気づいてしまいました! 私!』というのが、ステキな時間に出会う合図だよ。
ということは……。
お互いが同じ一等星という幻を見ていたのかな。
ひとつの幻を共に感じる、共感の時空を掴んでいたり。
『雷雨決行』だね。
テツガクちゃん
『雷雨決行』ですね♪
きっと、様々な一等星があるのでしょう。
何気なく持った一本のバット、いつもとは違うペン、無数の種類の中で気になったコーヒー。
まるで、その一等星が自分に出会うことを待っていたよ、と訴えるような感覚。
もし、ほんの少しでも、その光を見たのなら。
迷わず手を伸ばせば、ステキな出逢いが待っている。
そんな気がします。
例え、それが幻の光でも。
いつか、その幻が中間色の世界から現れて、本当の光になるはずですから。
その瞬間にはわからなくても。
いつかきっと、その出逢いが忘れられない瞬間を運んできます。
ですから、夜を待ちながらその一等星を探しましょう。
深く暗い夜でないと、見えない星があるはずですから。
その夜の中で。
自分の一等星が見つかったら、星の宴へ出かけましょう。
あなたがいないと、何も始まりませんから。
それでは、また次の機会にお会いしましょう。
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