2020年5月12日火曜日

セオリーの中のセオリー


 セオリーの中にもセオリーがあり。
 様々なセオリーが重なった、定めの層。
 その重さで、目的が歪んでしまったら。
 そんな時は、セオリー無視する。
 それも一つのセオリーかもしれません。 






テツガクちゃん
 気づいてしまいました! 私!
 セオリーの中にもセオリーがあることに!
 
 『定めの定め』とでも言いましょうか。
 定めを定める、定め。

 そんな感じです!


肯定
 セオリーの中のセオリーか。
 無意識に深淵のセオリー。
 その中に、入り込んでしまうのかもしれないね。

 継続するためのセオリー。
 その中にある、始まりのセオリー。
 始まりをむかえるための終わりのセオリー。

 そんな感じで続いていく、セオリーの層。


テツガクちゃん
 そうかもしれません。

 様々なことには、決まりごとがあります。
 それを守ることはとても大切なことです。

 ですが、それを守ることを覚えていく。

 その中で、あるモノを見失う定めもあるようです。


肯定
 あるモノ?


テツガクちゃん
 それは『当たり前』です。

 セオリーに従わないセオリー。
 そんな当たり前です。


肯定
 ああ、その『当たり前』か!
 それって、凄く大切な当たり前だよね。

 物語の書き方の定め。

 それを必死に覚えたけど、肝心の物語は書けず。
 その定めを忘れて、気ままに描いてみたら、いつの間にか描き終えていたり。
 
 物語を書き切る、という大切なことを忘れ。
 物語を書く定めに翻弄されたり。

 今でも物語を書くセオリーを見ると驚くよ。
 あれもできてない、これも知らない、それもやってない。
 でも、なぜか物語を描き切っている……。

 あのセオリー達はいったい何だったのか、と思ったり。
 

テツガクちゃん
 きっと、そのセオリー達も幻ですよ!

 決まりごとや定めがなくても。

 人には、何かを為し遂げる魔法があります。
 セオリーは人の力を補助するもので。

 それがなくても、人は前へ進めます。
  
 ただ前に進むのではなく。

 自由な軌道で進めます。
 セオリーに従ったふりをして、途中で裏切ったり、違うセオリーをつくったり。

 セオリーという幻。

 それは、とても大切と同時にどうでもいいことです。
 困った時は、そのセオリーをトタン屋根の上に投げましょう!
 そして、秩序の扉の先へ出かけましょう。
 新しいセオリーというセオリーの外へ。

 セオリーは破るもの、とも言いますよね?
 破った時に知る、セオリーの大切さ。
 それが見えたら、また戻ればいいんです。 
 
 ですから、あなたの中にある。

 為し遂げる魔法を信じて、大暴れしましょう!
 偉大な成功を成し遂げれなくても。
 為したかった事、それを為し遂げる。

 そのために必要なもの。
 それは、特にないんです。きっと。









それでは、また次の機会にお会いしましょう。




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無関心は希望

 好きの反対は無関心。  そんなたわ言、誰が言ったのか知らないが。   今の私からすれば無関心は希望。  今まで気づけなかった、その未知は。  愛しの故郷、待ちきれない今は夢の今。