2020年6月30日火曜日

現実を突きつける?


 『ゲンジツ』を突きつける。
 どっかの誰かには鏡を用意しましょう。
 鏡が憑きつける、違う『ゲンジツ』に。
 ステーキなあいこを学ぶはずですから。
 そう、キンパチ先生から教わりました。






テツガクちゃん
 遠い追憶よりもなお。
 近い展望よりもなお。

 その中間の狭間の誰かが。
 自分に突きつけられた、相手の『ゲンジツ』。

 それに、返した言葉をご存知ですか?


肯定
 いや、初めて聞いた話だよ。 
 なんと言葉を返したのか。
 気になってしまう話だね。

 誰かは突きつけられた、相手の『ゲンジツ』。

 それに、どんな言葉を返したの?


テツガクちゃん
 こう返したそうです。

 あんたは俺が東から来た。
 それが『ゲンジツ』だという。

 だけど、俺は西へ向かって歩いたんだ。
 だから、俺の『ゲンジツ』は、西へ向かうのさ。

 もちろん、それが信じ難い、という気持ち。
 それもわかる。
 それが、『ゲンジツ』というものだろう?

 語るには易し。
 説くには難し。
 
 目の前に現れた事実。
 それを現実と呼ぶのだから。


肯定
 なるほどね。

 西洋から見れば、東洋に住む人が訪ねてくる。
 それは、東からの来訪者。

 だけど、東洋に住む人が西洋へ向かう。
 それは、西へ向かう冒険者。

 視点が変われば。
 目の前に現れ、とり憑かれる事実。
 その『ゲンジツ』も変わってしまうね。

 同じ事実を表すけど。
 その形が変わっていく。
 我がままなままに。


テツガクちゃん
 そうなんです。
 『タリホー』と叫ぶように変わっていきます。

 突きつけられた、『ゲンジツ』。
 その幻想の形が全く違うこと。
 それは、当たり前に然りに当然なことで。

 そんな『ゲンジツ』は、リボンをつけて。
 ステキに憑き返してしまいましょう。

 あなたには、左に見える『ゲンジツ』も。
 私にとっては右の『ゲンジツ』。

 それぞれ、形が違う『ゲンジツ』を憑き合わせたところで。
 その形が違うのですから、あいこですよね?

 そう、キンパチ先生が歌っていました。

 強引に自分の『ゲンジツ』を突きつける。
 無礼な暴れ牛には、鏡を用意しましょう。
 鏡が憑きつける、違う『ゲンジツ』に。
 ステーキなあいこという概念を教わることでしょう。

 語るには簡単。
 説くには困難。
 そんな『ゲンジツ』は、誰かに憑きつけるよりも。
 あいこだと認めた方が、面白いかもしれません。
 
 そんな可能性の景色。
 あなたにも見えましたか?








それでは、また次の機会にお会いしましょう。












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太極拳を練習して

  太極拳を練習して……。  スノーボードチャンピオンになってしまった。  車のタイヤも直せちゃう、Rock Starがいれば。  同じように太極拳を練習して、シスの暗黒卿になった。  重力だって外せちゃう、ワガママ・クイーンもいる。