2017年5月19日金曜日

お勧め映画 第5回目『オーロラの彼方へ』


 個人的お勧め映画。
 今回は『オーロラの彼方へ』です。
 
 30年の時を越えた「声のタイムトラベル」で結ばれる親子の絆を描いたSFファンタジー・サスペンス。(ウィキペディアより)


 この映画の簡単な内容ですが、上にあるように「声のタイムトラベル」を使う映画です。
 異常気象でオーロラが観測された1969年のニューヨーク。それから30年後。1999年のニューヨークでも同じように異常気象でオーロラが観測される。
 そんな夜、ジョン・サリヴァンは、父が使っていた無線機を久しぶりに使ってみる。すると誰か繋がった。しかし、相手の話題が微妙に違う。そう30年前の話題だ。ジョンは何度か話をするうち、相手が自分の父親フランクであることに気づく。父と子の無線でのやりとり。そこから父が事故に巻き込まれることを回避できないか? と考えるジョン。
 こんな感じの映画です。

 
個人的お勧めポイント

1、無線機を使ったやりとり
2、過去を変えることで起きる問題
3、親子の絆



1、無線機を使ったやりとり
 これが私が一番お勧めしたい今作のポイントです。
 亡くなる前の父とその息子を繋ぐのが、この『無線機』です。
 声だけのやり取りで物語は進み。それゆえに起きる問題や、そこから事件解決へのアイディアがでます。
 声だけタイムトラベルさせる、ってアイディアが本当に素晴らしいと思います。

 こういう限定的なタイムトラベルというのは珍しく、これがこの作品の最大の武器だと私は考えてます。


2、過去を変えることで起きる問題
 ある事件を解決するため、亡くなる前の父に協力をしてもらい。過去を変えるのですが、変えてしまったがゆえに起きる問題と向き合わないといけません。
 物語は最初、過去を変えるために進みますが、その後は、変わってしまった未来をどうにかすることが中心になります。

 これは、タイムトラベル系の見せ場の一つですよね。


3、親子の絆
 在り来りなポイントですが、無線機で声しかやり取りできない、という状況で試される『親子の絆』が、強調できていると思います。
 そういう意味でも、『無線機』のみでのやり取り、というアイディアが素晴らしく思います。


最後に
 タイムトラベル系の映画の中でも、声だけのやりとり、というアイディアは珍しいと思います。

 そのお陰で強調できる親子の絆。

 変わってしまった未来への対策の難しさ。
 しかし、その中で十分な解決策を見つけ、何とかしようとする展開は素晴らしいです。

 ウィキペディアの「声のタイムトラベル」という部分が、この作品の最大の武器です。
 ※注意
 もし、他に限定的なタイムトラベル作品を他に知っていると、魅力が落ちてしまうかもしれません……。

 (私はまだ他を知りません。デジェヴは結局タイムトラベルするので)

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砂漠でアマゾンを探している

 多くの人は砂漠でオアシスを探している。  平和ってオアシスを信じて、求めて彷徨う。   隣にアマゾンがあっても、砂漠の中で探す。  今、本当に欲しいもの、ITを忘れかけながら。  砂漠のオアシスなのか、豊かな水源があるアマゾンなのか。