2017年6月9日金曜日
お勧め映画 第8回目『TAXI NY』
個人的お勧め映画
今回は『TAXI NY』です。
映画『タクシー』シリーズは有名な映画だと思います。
これはハリウッド版で、本家『タクシー』シリーズはフランス映画です。ということで、登場人物も本家とは異なります。
本作の主人公は女性です。ここが本家との違いですね。
相方がちょっと冴えない刑事というのは『タクシー』と同じです。
スピード狂のタクシー運転手とちょっと冴えない刑事という組み合わせで生まれるコメディ映画、という部分は今作も守られています。
個人的お勧めポイント
1、ニューヨークでも変わらない『タクシー』というコメディ作品
2、作品を引き立てる相方刑事
3、やっぱりカッコいいマシン
1、ニューヨークでも変わらない『タクシー』というコメディ作品
本家『タクシー』の素晴らしいコメディ要素をちゃんとニューヨークも守っている、と思います。
え、そこでなんでそうなるの!? というシーンはよくあります。
例えば、
刑事さんが車を止めようと道路の真ん中に出るが、上手くいかずただの事故になり、申し訳なさそうにその場を去る。
警官バッジを見せたら、それがバーナーで焼かれマネークリップとして返ってくる。
こんな感じで、普通はかっこよく決まるシーンが全く決まらない。そこにユーモアを感じたり。そこは本家のシリーズと変わらないと思います。
2、作品を引き立てる相方刑事
このシリーズをよく考えてみると、実は本当の主役は刑事さんなんじゃないか? と思います。
ちょっと冴えないけど、最後の最後でドンと決める……確か。
この刑事さんが面白いか、面白くないかで作品の印象が決まる、という気がします。
本家のエミリアンもいいですが、ニューヨークのウォッシュバーンもいいと思います。二人とも運転が苦手という設定は同じですね。
3、やっぱりカッコいいマシン
タクシーシリーズと言えば、やっぱりカッコいいマシンですよね。
車のことは全くわからない私もあの変形シーンはカッコいいと思います。あんな車があったら、確かにいいですよね。
今作はニューヨークなので黄色いタクシーです。本家は白色です。また、フランスの町並みと、ニューヨークは全然違うのでそこも見所だと思います。
最後に
個人的には十分楽しめた作品なのですが、本家のキャラクター達に愛着が強いと、ニューヨークのキャラに馴染めないかもしれない、と思います。
主人公も男性から女性に代わり、舞台も違います。
それから、本家のジベールに代わる役がいないのが、少し寂しいかもしれません。あのトラブルメーカーな感じが最高なんです。
しかし、ニューヨークでも十分本家の大事な部分は、引き継いでいると思います。
マシンが好きでスピード狂の主人公に、ちょっと冴えない刑事というコンビ。これが大事で、それは守られています。
また、どこがで別の『タクシー』が観てみたいですね。
ロンドンとかベルリンとかスペイン。アメリカでも、ロサンゼルス、マイアミ、シカゴ、テキサスとか。
舞台が変わると走る街が変わるので、そこは楽しいと思うんです。
後は、スピード狂の主人公とちょっと冴えない刑事と、トラブルメーカーな上司がいれば……『タクシー』と呼べるのではないでしょうか?
登録:
コメントの投稿 (Atom)
-
この国に氷菓があったのだから。 当然、邪神天照だっているのだろう。 だから、賢者の石だって分霊箱だって。 なんだってあるのだろう。 ココをどこだと? 在りもしない欺瞞の蓬莱島だぜ?
-
無神論者ですら悪霊は信じる。 人は悪霊なら簡単に信じる。 ITはどこにでもいるから、排水溝とか。 という事は――嘆きの天使だっているわけで。 神の前にその悪霊は現れる、邪神天照の前にも――。
-
人は誰も思い込んでも決めつけてもいない。 ただ、ぼんやりと思い、うっかりと決めている。 もし、本当の本当に。 思い込み、決めつけられるのなら――。 きっと、竹槍で零戦を墜とせるさ。
-
子供だ、幼稚だ、非国民だ、ポピュリストだ。 そう形容する事で黙らせられると思っている。 支配できると思っている。 だけど、その形容詞にはなんの優位性もない。 消えてくれ、哀れな悪魔、邪神天照よ。
0 件のコメント:
コメントを投稿