2017年8月18日金曜日

お勧め映画 第21回目『ジュラシック・ワールド』


 個人的お勧め映画。
 今回は『ジュラシック・ワールド』です。今作はシリーズ4作目です。
 前作から10年ほど経ちましたが、 4作目が出て凄く嬉しいです。今後もこのシリーズが続いて欲しいですね。


 映画の簡単な内容です。
 ジョン・ハモンドが亡くなってから、マスラニ社が引き続き新しいテーマパーク『ジュラシック・ワールド』を作った。
 パークは成功し、世界中からたくさんの人を集めた。ちょうど
パークの運用管理者のクレアの甥のザックとグレイも彼女に会うためこのパークに来ていた。

 一方、クレアはパークの存続のため、新種の恐竜を作っていることを投資家達に説明する。
 毎年新種の恐竜を発表すれば飽きられることはない。そうすればパークの運営は上手く行く、と。

 その後、マスラニ社の社長サイモンに新種の恐竜を見せたところ、オーウェン・グレイディの意見も必要だ、と彼はクレアに伝える。
 オーウェンはヴェロキラプトルの研究し、ヴェロキラプトルを訓練している人物。彼なら恐竜を手懐ける事もできそうだ。
 
 オーウェンとクレアが新種の恐竜インドミナス・レックスの視察を行っていると、インドミナスが檻から抜け出したことに気づく。
 その頃、クレアの甥のザックとグレイは何も知らずにパークを楽しんでいる。彼らにとって楽しい日になるはずだったが……。 
 という感じの内容です。


個人的お勧めポイント

1、大迫力の映像で繰り広げられる戦い
2、ヴェロキラプトルとの共闘
3、蘇る1作目の感動



1、大迫力の映像で繰り広げられる戦い
 1作目から映像がパワーアップして大迫力な映画になっています。
 ツアーの乗り物も車ではなく、球体の乗り物になり。近未来的な部分も引き継がれています。
 
 そして、映画に登場する恐竜もとても増え、ヴェロキラプトルやティラノサウルスはもちろん。他にもたくさんの恐竜が見れます。
 

 私が一番驚いたのはモササウルスですね。あの大きさは反則級です。餌にジョーズのような大きな鮫というのは計算ですかね?

 今作は新種の恐竜。インドミナス・レックスというオリジナルの恐竜が登場します。
 ティラノサウルスをベースにヴェロキラプトルなど様々なDNAを加えた恐竜。
 更にコウイカとアマガエルDNAのお蔭で、皮膚はカメレオンのように色素を変化させ、赤外線の放出量も調整できる。

 このお蔭で視察中に脱走した、と思わせ人を檻の中へ誘き寄せ脱走を成功させます。
 本当は赤外線カメラに映らないように放出量を抑え、後は皮膚の色素を回りに同化させて待っていたのでしょう。
 こんな事ができるとても恐ろしい恐竜です。物語を盛り上げるには十分すぎます。
 
 このインドミナスとの新しい映像による大迫力の戦い。つまらないはずがありません!!


2、ヴェロキラプトルとの共闘
 イケメンでワイルドなオーウェンが訓練している4頭のヴェロキラプトル。
 ブルー、デルタ、エコー、チャーリー。

 群れのリーダーはブルーでサブリーダーがデルタ。彼女らのリーダーはオーウェンという関係。
 
 孵化した頃からオーウェンに育てられたため、彼らとオーウェンの間には信頼があるが、それでもやはり恐竜。
 油断すればオーウェンでさえ危ない。
 

 しかし、暴走したインドミナスを追うには彼女達の協力が必要だ。
 オーウェンは大切なヴェロキラプトル達と共にインドミナスを追跡し、一緒に戦います。

 オーウェンがバイクでラプトル達の後を追い、インドミナスを探すシーンは夢のようでした。
 遂に恐竜と共に戦う時代が来たか!! と大興奮です。
 人間が恐竜と共に狩りをするなんて、最高の夢をこの映画は見せてくれました。本当に最高です!!

 1作目では人間と信頼関係にある恐竜がいませんでしたが、今作はいます。しかも、あのヴェロキラプトルです。
 シリーズで一番の脅威と言ってもいい恐竜が、今作では味方として隣にいます。
 味方にしてもやはりラプトルは凄いです。ラプトルが味方でよかった。


3、蘇る1作目の感動
 様々ところで1作目の要素が見られます。パークの門やオペレーターのロウリーが昔の『ジュラシック・パーク』Tシャツを着ていたり。
 オーウェンが着ているジャケットは1作目のマルドゥーンの物と同じ型のようです。
 
 探せばまだまだ昔のシリーズの要素があると思いますが、一番驚いたのがあの1作目のティラノサウルスが登場することです!!
 1作目のラストに主人公達を助けるようにラプトル達と戦ってくれたティラノサウルス。彼女が登場します。
 その時の傷も残っており、「ああ、あの時の彼女がまたヒーローに……」この感動は是非本編を観てください。
 
 20年前のティラノサウルスをこういう形で登場させてくれたことには本当に嬉しくて言葉が出ませんが……本当にありがとうございます。20年前も、そして今回も。
 
 ネットで1作目のラストでティラノサウルスを出したのは、子供達にとってティラノサウルスはヒーローであるべき、ということ意図があったと見ましたが、それを今作でも実現しています。しかも20年前のヒーローが。
 

  この1作目へのリスペクトはとても最高です。あの時の感動が蘇ります。


最後に
 とにかく、満足な映画です。1作目よりも大迫力な映像になり、様々な恐竜が登場して、そこに新種の最強恐竜インドミナスの登場。
 それを今までの一番の脅威だったヴェロキラプトルと1作目の英雄ティラノサウルスが一緒に戦ってくれる。
 こんな最高な展開ありませんよ!!
 
 人間が恐竜のような生物と信頼関係を築き、犬や猫のように共生する日がくるかわかりませんが、その日を楽しみに思う自分が今もいます。
 この気持ちをやはり忘れずにとって置きたい、とこの映画を観て思いました。
 

 子供に夢を与えるのはもちろん。大人にも夢は捨てずに持っていてもいいじゃないか? と思わせてくれる映画ですね。
 映画が持つ力は大きい、と思わされました。これは1作目が登場した時と変わらぬ影響力だと思います。

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グリフィン理論

  いつだって10月だし11月だし3月なんだ。  このグリフィンさんの教えは贈り物。  誰だってジェイソン・ボーンだしジェームズ・エドワーズ。  ロバート・アンジャーでローン・レンジャー。  そして、ネオでもある……忘れているだけで。