2017年11月3日金曜日

お勧め映画 第33回目『シャークネード サメ台風2号』


 個人的お勧め映画。

 今回は『シャークネード サメ台風2号』です。
 前作『シャークネード サメ台風』の続編です。

 映画の簡単な内容です。
 前回の出来事で家族の絆が戻り、故郷のニューヨークへ飛行機で戻るフィン。機内の窓に映る影……ヤツだ。そう鮫が空を泳いでいるのだ。

 飛行機は突然の鮫竜巻に襲われ、機長が鮫に食べられ、フィンが機の操縦を試みる。一方、妻のエイプリルは鮫に左腕を食べられてしまう。
 何とか無事着陸に成功しニューヨークへ着いた。一安心するフィン、そこに鮫が落下。彼は鮫に向かい「ようこそ、ニューヨークへ」と言い。フィンのニューヨークでの鮫との戦いが始まる。

 ニューヨークでは、フィンの元恋人スカイや義理の弟のマーティン・ブロディの家族と共に鮫と戦います。
 という感じの内容です。


個人的お勧めポイント

1、ヒーロー、フィン・シェパード
2、降鮫量に積鮫量? なんだこの世界は!?
3、勇敢なニューヨーカー達


1、ヒーロー、フィン・シェパード
 前回、ロサンゼルスの街を救ったフィンはヒーローです。
 彼の相棒と言えばチェーンソーですが、今作では最初はバットで鮫と戦います。
 ですが、やっぱりそれでは本来の力が発揮できないようで、前半は鮫に押され気味です。

 ロサンゼルスの街を救った時のように爆弾を竜巻に入れて、竜巻を治めようとしますが、ニューヨークの嵐はタフで、それは通じません。
 むしろ、燃えた鮫が降ってきて被害は拡大します。

 その後、作戦を変え、二つの鮫竜巻にフロンガスを入れ、竜巻を凍らせる作戦を思いつくフィンです。
 ここで、義理の弟マーティンと別れますが、彼から「お前はいつだってバットマンだ」と言われますが、確かにその通り。フィンはバットマンのように頼れるヒーローです。

 竜巻を凍らせるのと同時に街に降ってくる鮫と戦わないといけません。

 そこで市長から相棒を渡されます。そうチェーンソーです。
 チェーンソーを手にしたヒーローフィンは市民に向かって演説を始めます。
「嵐がくる、これまで経験したことがないでかいヤツだ。俺がそいつを食い止めてみせる!!」
「だが、ここにみんなの力も必要なんだ。怖いのもわかるがみんなで力を合わせれば止められる。ニューヨーカーの力を見せてやろう!!」

 と言い放ち、フィンに飛び掛ってきた鮫をチェーンソーで一刀両断にして見せます。
 そして、「ヒーローとは、どんなものか見せてやろう。ニューヨーカーとは、どんなものか見せてやろう!! みんなで鮫をぶっ殺せ!!」と市民のハートをがっちり掴みます。
 フィン・シェパードは間違いなくヒーローです!! かっこよすぎます!!
 
 その後、いろいろあり、鮫竜巻の中に吸い込まれるフィンですが、竜巻の中チェーンソーでバッタバッタと鮫を切り裂き、最後には鮫に鎖を巻きつけ、馬のように乗り回します。「ヒーハー!!」
 竜巻を治め、鮫との戦いを終えたフィンは、鮫が食べた遺体の指にあった指輪を取り、それをエイプリルに渡します。
 「結婚してくれないか?」とエイプリルに問いますが……そこはちゃんと指輪を買うのがヒーローな気がしますが、それでもフィン・シェパードは最高のヒーローです。鮫が現れたら、一番頼りなるのは彼でしょう。


2、降鮫量に積鮫量? なんだこの世界は!?
 この世界の天気予報は凄いです!!

「鮫を伴った南風が海水を北部へと押し上げており、沿岸部に大きな被害をもたらすことが予想されます」
 と冷静に予報しますが、鮫竜巻は前回が初めてだったはずなんですが……今作では普通の天候ような扱いです。この適応力です。

更に、
「これまで一番の鮫を含んだ嵐がやってきており、降鮫量も最大になるでしょう。予想される降鮫量は1時間に50㎜と、非常に激しくなる見込みです。そのため積鮫量もかなり多くなると思われます」 と真面目に語る予報士さんですが、降鮫量積鮫量ってなんですか!?

 おかしい……ニューヨークでは何回鮫竜巻がきてるんですか!?
 確か、これが初めてなはずなのに、まるで普通の天候のように語るところが、さすがニューヨークという感じです。


3、勇敢なニューヨーカー達
 今回のニューヨーク市民はとても勇敢です。これがフィンの言うニューヨーカーの力、というわけですね。
 元恋人のスカイはとても頼りにある相棒で、今作はフィンをよくサポートしてくれます。
 更に、義理の弟のマーティンの家族も頼りになり、マーティンと協力して鮫と戦います。
 マーティーンの息子のヴォーンはフィンに似た要素があり、水鉄砲にオイルを入れ、それで鮫を焼き殺すという作戦を考えます。天才か!?

 他にもニューヨーク・メッツの球場で出会った元メッツの選手、ハーランドはバットで鮫を打ちホームランにしてしまいます。
 

 ピザ屋を営んでいるフィンの友人はプロパンガスを貸して欲しいと要求するフィンに、「お前どうかしてるんじゃないか? こんな嵐の中じゃ危ないぞ」と渋りますが、目の前に鮫が落ちてくると手元にあった包丁で鮫を刺し、フィンがそれをオーブンに入れるという連携プレーを見せます。
 そして、「なんでも持ってけ。好きなだけ!!」と言います。なんとワイルドな友人。

 フィンの演説を聞いた後のニューヨーカー達は空から降ってくる鮫をどんどん倒していきます。
 シャベルや斧、銃、傘など等……身の回りにあるモノで鮫と立派に戦います。
 これがフィンが言っていた。ニューヨーカーといものなんでしょうかね。


最後に
 とにかく、鮫がいっぱい出てくる映画で楽しいです。
 今作はちょっとワニも出ましたが、かわいそうなワニ。鮫竜巻の前ではワニの存在感は……。

 フィンのかっこよさが目立ちましたが、スカイという頼れるパートナーの存在も大きかったですね。
 エイプリルは左腕を失いましたが、そこに回転のこぎりをつけて戦います。
 それを見て「イカしてるな~」と喜ぶフィンに「手を貸してあげる」というエイプリル。やっぱこの二人は最高の夫婦ですね。

 とにかく凄い鮫映画。『シャークネード』シリーズはお勧めですね。バットマンのように頼れるヒーロー、フィン・シェパードとチェンソーが最高です!!

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砂漠でアマゾンを探している

 多くの人は砂漠でオアシスを探している。  平和ってオアシスを信じて、求めて彷徨う。   隣にアマゾンがあっても、砂漠の中で探す。  今、本当に欲しいもの、ITを忘れかけながら。  砂漠のオアシスなのか、豊かな水源があるアマゾンなのか。