肯定
さて、エンジンを作って、それを動かしてきたら。
少し自分流にアレンジしたくなりますよね。
そのために必要なものは、唯一無二の『伝えたい気持ち』です。
速く走りたいのか、静かに走りたいのか、そういう伝えたい想いです。
それがないとアレンジもできませんから。
テツガクちゃん
そうですね。
伝えたい気持ちは大切ですね!
ですが、どうすればそういう気持ちが持てるのでしょうか!?
肯定
そうだよね。
突然、伝えたい気持ちを持って、と言われてもね。
でも、そんなに難しいことではないんだよ。
例えば、唯一無二の伝えたい気持ち。
これ自体がいい例えで。
伝えたい気持ちは唯一つ。絶対的な唯一のもの。
だけど、その中身は様々で、無二の可能性がある。
二つとないけど、一つではない。絶対的なものではない、それが無二。
伝えたいことがある。
それはみんな同じだけど、その中身は様々という状況。
もちろん、『伝えたいことがない』ということすら、伝えたいことの一つ。
そんな『当たり前』なことなんだよ。
テツガクちゃん
それでは、今の私の場合。
伝えたいことがわからない、ということが伝えたいことになりますか?
肯定
もちろん、それがあれば次の段階に進めるよね。
それをどうやって届けようか、と。
『Mr.ジョーンズ』という人物に協力してもらって、伝えたいことがわからない。
そんな気持ちを共感できそうな話を考える。
この『共感できそうな』という部分が唯一無二のものでね。
共感できたら、伝えたいことは伝わるんだよ。
だから、共感できるように考える。
目的は唯一つだけど、その方法は様々で無二。
そんな唯一無二のエンジンに仕上げていく。
テツガクちゃん
伝えたいことを共感できるようにしていけばいいんですね!
そのためには、もう少し何かを足した方がいいのでしょうか?
伝えたいことがわからない、ということだけでは物足りないような気がします。
肯定
もちろん、物足りない、と思うのなら何か違うことを加えてもいいよね。
ただ、気をつけて欲しいのは。
1章でも言ったように、あれもこれもそれも、と詰め込み過ぎると伝わり難くなってしまうんだよ。
ほら、この基本の話も4章に分ける必要なんて、本当はないのかもしれない。
全てを一度に紹介することもできたかもしれない。
だけど、あえて分けて、一つ一つに集中して丁寧に向き合う。
そういうやり方も大切でね。
もちろん、一つの中にあれもこれもそれも、と詰め込んでもいい。
その情報量の多さも一つの武器になる。
結局は何をやっても魅力的なものに変わるんだよ。
それが唯一無二の武器でね。
あとは、それに気づけるか、気づけないか。
それだけの違いでさ。
その全てを魅力的に変える一つの魔法が。
『何かを伝えたい』という気持ちかな、と今の僕は考えていてね。
だから、伝えたい、という気持ちはとても大切。
それがはっきりと見えていれば、ガンバレという言葉も届く気がします。
無責任な言葉の暴力になることなく。
そういうどこから見ても変わらない幻。
それが、物語を作る自分だけの唯一無二のエンジンのような気がします。
自分のエンジンを納得がいくまで進化させて、道なき道を光速の彼方の速度で駆け抜けましょう。
誰よりも先に物語を描きながら駆けていく。
それはどの瞬間よりも面白い、そんな時空です。
それでは、また次の機会にお会いしましょう。
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