テツガクちゃんと肯定による、物語の描き方講座

 
 物語を描くにはどうしたらいいのか?
 そんな悩みを『テツガクちゃんと肯定』の視点で覗く。
 そんな物語の描き方講座へようこそ。

 物語を描くのに必要なもの。
 それは、文才や貴重な実体験、緻密な世界観、衝撃の展開、膨大な文章量、丁寧な描写などなど、人によって様々な答えがあると思います。

 私達にとっての答え。
 それは『存在と同時に存在しない』。
 そんな幻のような心得です。

 その心得、基礎編・全4章と応用編(不定期更新)のご紹介です。


 念のため、このページの最後に、私達がこれまでに描いた物語を紹介します。
 いくら詐欺師とは言え、一回も詐欺をしないで詐欺師を語れないのと同じように。いえ、詐欺師だからこそ、詐欺をせずとも詐欺師を語れるのかもしれません。
 ですが、私達は確かにリンゴの木の上に登りました。
 まだリンゴの果実とは出会っていませんが、木の上の視点とは出会いました。それが伝われば、嬉しいです。




 物語の描き方、基礎編



 1章 物語のエンジン
 
 私達が唯一求める、物語に必要なもの。
 それは『完成させること』です。
 そのためのエンジンを作りましょう。 


 2章 とにかく、走ってみる

 エンジンができたら、誰かを乗せて走ってみましょう。
 誰でもいいんです。
 たい焼きさんとかもみじ(饅頭)さんとか。 


 3章 伝えたい気持ちを持つ

 そろそろ、エンジンを自分専用の特別仕様にしたいですね。
 そのために必要なもの。
 それが『伝えたい気持ち』です。


 4章 燃料を探す
 
 エンジンも特別仕様になり、いつでも走れる準備ができました。
 あとは燃料を探しましょう。
 様々な燃料を混ぜて、自分だけの唯一無二の燃料をブレンドしましょう。 


 物語の描き方、応用編

 
 作家は案内人

 作家さんは物語を描くだけではなくて、作品の世界を案内することも大切なお仕事の一つです。
 自分の作品に遊びにきてくれた読者さんを、迷子のままにするわけにはいきませんから。

  

 目を閉じた時に見える世界

 『気分がのらない』という気持ち。
 そんな暗礁に捕まりそうになった時、ジタバタする事も大切なことですが、ほんの少しだけ視点を変えてみることも大切です。
 目を閉じて、目には見えない世界を見ようとしてみる。
 そこで何か、『たからもの』と出逢うかもしれません。
 『気分がのらない』という気持ちは、『たからもの』と出逢う瞬間を教える時計なのかもしれません。
  



 これまでに描いた物語達です。


 第1弾、『有限と同時に無限の物語』

 
 不思議な夢を見た後に、喫茶店で出会った美しい女性との物語です。彼女との不思議な会話の結末は?

 第2弾、『孤独の定王』


 孤独の定めに囚われた定めの王、その孤独の定王に立ち向かう女神フィロソフィーの物語です。

 第3弾、『真実へ導く解釈の風』


 遠い昔の銀河の海にある小さな宝島。

 その伝説に憧れたキャプテン・テツガクと肯定の小さな冒険。
 今、彼らの真実へ導く解釈の風が吹く。


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砂漠でアマゾンを探している

 多くの人は砂漠でオアシスを探している。  平和ってオアシスを信じて、求めて彷徨う。   隣にアマゾンがあっても、砂漠の中で探す。  今、本当に欲しいもの、ITを忘れかけながら。  砂漠のオアシスなのか、豊かな水源があるアマゾンなのか。