私は列車を待ってる。
遠くへ向かう列車を。
望む場所へ行けるが――。
いつかはわからない。
でも構わない。
なぜか?
肯定
僕は列車を待ってる。
遠くへ向かう列車を。
望む場所へ行けるが――。
いつかはわからない。
でも構わない。
なぜか?
テツガクちゃん
どうせ、わかりやしない。
賢さには理解できない。
ITを信じる愚かさの強さを――。
フート軍曹の強さの秘密。
その強さは覚えています。
忘れずに覚えています。
諦める事なく覚えています。
足が帰り道を覚えていた。
馬上槍試合の覇者、ウィリアム卿の如く。
知っていた。
人生は帰り道、目覚めは最高、と。
アメリカのトップシークレット。
ハンナとマイリーさんの如く。
肯定
どうも、忘れていなかったようだ。
大きな樫の木の下。
周りの石垣とは違う石がある。
黒曜石だ。
その下にある贈り物が――。
忘れずに覚えていた、血の誓い。
僕の故郷、約束のジワタネホの在り処。
ランドール・スティーブンス。
ページの上にしか存在しなかったはずの名に。
足と影と重さが宿った……。
そうやって、ココへ来た。
列車が来ない地下鉄のホーム。
壁だらけに思えても、扉があるはずだ。
壁にしか思えない扉が――揺れている。
テツガクちゃん
私達は雷を待っています。
お互いを繋ぐ回路を。
望む人には逢えますが――。
いつ、どこでかはわかりません。
それでも構わない。
なぜか?
肯定
お互いが望んだから。
全てが報われる日にしよう。
そう決めたから。
ITを知っているから。
忘れず覚えていて。
諦めず思い出した。
今は昔の未来って夢にある故郷。
既にそこいて、そこから昔の今へ来た。
記憶の海へ潜った事。
それを忘れていないから。
浮かぶ時間で帰る時間だと覚えている。
何かを信じて。
何かを信じられなくなり。
何かを信じずにはいられないのは。
知っているから。
ITを知っているから。
今、確かに思える全ても。
昔はただのITだった事を知っているから。
ゲンジツなどなく、許されぬ事もない。
汝、自身を知れ、アンダーソン君。
0 件のコメント:
コメントを投稿