バウムでもバームでも。
関係なく違いなく美味しい。
そう思えた、あのクーヘンは。
限りなく果てしなく本物の味。
そんな本物の何かが、あなたにもあるのでしょう。
テツガクちゃん
気づいてしまいました！ 私！
バウムという木でも、バームという木でも。
クーヘン（焼き菓子）は美味しいことに。
私にとって。
バウムクーヘンかバームクーヘンか。
その違いは、あまり重要ではありません。
どちらも美味しいお菓子です。
違いを忘れるほどの。
本物の美味しさがあります。
肯定さんにとって。
何かの違いを忘れられる。
本物の何かはなんですか？
肯定
ガクちゃんらしい。
ステーキな本物の美味しさだね。
僕にとっての本物の何かか。
そうだな……最近なら音楽かな？
CDでもレコードでも。
そこには、大きな違いはなく。
変わらないように感じる。
他の誰かが歌っても。
やっぱり、僕にとっていい歌は変わらない。
これって本物の何かかな？
テツガクちゃん
間違いありません。
それは、違いを忘れてしまう。
本物の何かに違いありません！
お菓子と音楽、形は違いますが。
その違いが、トタン屋根の上で溶けていく。
さっきまであった、確かな違い。
それを忘れ、それが見えなくなっていく。
そんなステーキな景色を誰かと共に見れる。
その何かは、本物の何かです。
肯定
なるほど、これが本物の何かね。
面白いね。違いを忘れて、それが見えなくなっていく。
考えてみれば、違いなんて。
本当は、なかったのかもしれない。
バウムでも、バームでも。
美味しいクーヘン。
それと同じように。
CDでも、レコードでも、繰り返し聴ける歌。
形が違っても、変わらないもの。
きっと、それは本物の何かだね。
テツガクちゃん
ステキな本物の何かです。
何かが変わって違う形になっても。
変わらずに、いいと思える何か。
そんな何かに出逢いたい、と思ったり。
全てが、どうでもよくなって。
何事も関係ないと思える。
そんな景色を見せてくれる。
ステーキな本物の何か。
あなたが、出逢ったそれは。
どんな本物でしたか？
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