2021年9月27日月曜日

うさぎはウサギになった


 テキトウ・テツガクぷれぜんつ。
 うさぎのその後。
 なぜ、うさぎは眠ってしまったのか。
 その後、うさぎはどうなったのか。
 相方曰く、うさぎはウサギになったらしいです。 





テツガクちゃん
 『うさぎとかめ』という物語。
 その関心は、かめさんだけにあり。

 なぜ、うさぎは眠ってしまったのか。
 その後、どうなってしまったのか。
 誰も気にならない、この世界は。
 FF圧倒的有利な世界。

 ですが、私は愚かなFRです。

 ほんの少しの休憩のつもりが。
 抜き去られてしまった。
 そんなお話を柔順従順に信じられる賢さは。
 残念ながら、私にはありません。

 なぜ、眠ってしまったのか。
 その後、どうなってしまったのか。
 気になってしまう、疑問符は。

 テキトウ・テツガクぷれぜんつ。
 うさぎのその後です。


肯定
 凄く不思議なワンダーランドへ。
 あっという間に続いていくような。
 ガクちゃんの好奇心ドリフト。
 どこまで滑っていくのか。

 同じ愚かなFRとして。
 気になって仕方ない。
 心情がだだ滑りだよ。

 どこまでも振り回して。


テツガクちゃん
 お願いされなくても。
 そのつもりです。

 なぜ、眠ってしまったのか。
 疑問符に想像力を滑らせます。
 
 きっと、おそらく、たぶん。
 うさぎは気づいてしまったのでしょう。
 この競争が終わっても。
 次の競争があって、競争、競争、競争。
 狂騒的に酷く退屈で。
 つまんない、狭く忌々しい世界が広がっていることに。

 そんな世界が気に入らない、うさぎは。
 気づいてしまいました。
 同じことの繰り返し。
 それが得意な賢いFFのかめさんと走ったら。
 息苦しく、行き苦しく、生き苦しくなると。

 ココはFF圧倒的有利な世界。
 だけど、自分は賢いFFではない。
 やっと、自分が愚かなFRだと気づいたうさぎ。

 そして、眠りの奥にある、夢の落とし穴に。
 四方八方塞がりの八方ヶ原の抜け道に。
 その特異の愚かさで、気づいてしまいました。


肯定
 なるほどね。
 ついに、気づいてしまったのか。
 愚かなFRがものを言える世界。
 そんなワンダーランドに。

 隣には三月うさぎに帽子屋がいて。
 終わらないお茶会が続く。
 明けない夜が待っている世界に。


テツガクちゃん
 さすが、私の肯定さんです。
 そうです、あのうさぎは、ウサギになりました。

 もう、競争にはうんざりだった。
 うさぎは特異の愚かさでだだ滑り。

 どっちらけの退屈な世界に。
 さようならを告げても。
 誰もうさぎのことなんて覚えていません。

 教わったことが全解。
 それ以外はシカト全開。
 賢いFFのように盲目的に。
 競争しておけばいいのに。
 それが、この世界の最速神話なのに。
 
 それが、できなかった愚かなFRの末路は。
 不思議なワンダーランド。

 得意がない、うさぎには。
 特異があった。
 
 だからこそ、辿り着いてしまった。
 掟破りの愚かなFR走り。
 だだ滑りです!

 もう、誰も知らず覚えていない。
 うさぎのその後は。
 追いつけない速度の残光残像。

 ほとんどが知らない。
 この世界よりも速い。
 めちゃ速なウサギに。

 気づいてしまったのは。
 私と肯定さんと。
 今、この瞬間を覗いてしまった、あなただけです。




それでは、また次の機会にお会いしましょう。











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無関心は希望

 好きの反対は無関心。  そんなたわ言、誰が言ったのか知らないが。   今の私からすれば無関心は希望。  今まで気づけなかった、その未知は。  愛しの故郷、待ちきれない今は夢の今。