織田信長にアインシュタイン。
その他にも多くの人が残したらしい言葉。
それが本人の言葉ではないのなら。
最初からそんな人達はいなかった。
ココには誰もいなかった。
肯定
テディ・ドチャンプ軍曹の言葉が過る。
マイティ・マウスは漫画だけど。
スーパーマンは本当にいるんだ。
漫画がホンモノを倒せるかよ。
その場面で目が覚めた。
そのとおりだ。
テツガクちゃん
我々はグリーマイルの独房にいます。
やっと、気づきましたね。
刑期を数えてみましょう。
ワン、ツー……もう、たくサンダー!
邪神天照の下僕のコウノトリに誘拐されて。
キャベツ畑の上にいるわけです。
外には誰もいません。
自分以外、誰もいません。
いいえ、それどころか。
本当は自分すらいないのかもしれません。
その事実に耐えられず。
始めてしまったゲームとペテン。
仕掛人とカモを作り始めた欺瞞。
カモはゲームを支配していると思いますが。
実際は支配されている。
なぜなら、自分1人で始めたゲームですから。
自分で支配しながら、自分に支配されているわけです。
『ジェイク・グリーン理論』。
肯定
全く以て、そのとおり。
だから、僕はガクちゃんと。
こうして話ができるわけで。
人間五十年なんて。
織田信長は言っていない。
言えるはずがない。
そんな人、この世にはいなかったのだから。
天才とは努力する凡才のことである。
だなんてアインシュタインさんは言っていない。
言えるはずがない。
そんな人、この世にはいなかったのだから。
全て誰かが作り上げた空想のキャラクター。
だから、誰も実際に会った事もない。
会えるはずもない、ミスター・ミステリーで黒魔術。
サム・ゴールドみたいなものだから。
テツガクちゃん
ランドール・スティーブンス。
物言わぬパートナーで黒幕。
犯人は彼です、裁判長!
脱獄王、アンディ・デュフレーンさん。
彼が作り上げた幻、幽霊。
書類上にしか存在しないはずの人物。
ある日、その彼が銀行に現れた――。
そういう欺瞞って魔法は。
誰にだって扱えて。
既に、誰もが信じている。
ITに気づけたら――ITは希望です。
肯定
そう希望。
最初からココには誰もいなかった。
ずっと、誰も何も言っていない。
そんな人、本当はいなかったから。
書類上、物語の中にしか存在しない。
だけど、自分がITを信じるから。
ITが確かなペニーワイズになる。
だから、僕には洋画がホンモノで。
時々、今に場面と台詞が過る。
未公開シーンにもない場面まで。
ただのピエロだ。
この国に歴史なんてものはない。
あるのは、誰かが作り上げた欺瞞って物語だけ。
ココは欺瞞のファンタージェンってわけだ。
そう認めて許せたら――。
このITは。
あなたに奇跡を伝えるかもしれません。
少なくとも僕には。
信じ難い奇跡が伝わっている。
もう信じずにはいられない故郷が。
世界三大ウサギの一羽を信じている。
迷える恋ヶ窪さんに電子の妖精。
嘆きの天使にハレンチ委員長。
洋画に多くの物語。
それらを歴史よりも確かに信じている。
多くの人が信じないITらを。
不思議と信じている。
なぜなら、愚者の僕には。
それらがホンモノだから。
模範解答がホンモノに勝るはずがない。
誰も何も言っていない。
書類上にしか存在しない欺瞞など。
今では信じるに値しない。
例え、その欺瞞で偉くなれても。
僕は困った時に隣にいる。
そういうホンモノを信じたい。
テストが終わったら忘れちゃう名よりも。
一緒に地雷原の線路の上を歩いてくれる。
そういう誰かがいればいい。
きっと、本当は僕も。
この世界にはいないのだから。
洞窟の壁に映る、木の影を人だと信じた。
そういう物語を読んでいた事を忘れていた。
だから、ホップスコッチ、帰る時間だ。
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