ココがどこか、それを示すトーテムがいない。
その事に今さらやっと気づいた。
私のトーテムは中間色の髪と瞳を持つ。
超・WAGAMAMAバディー。
そういう世界三大ウサギの一羽。
肯定
信じられないけど。
僕はトーテムがいない事を忘れていた。
自分がどこにいるか。
それを示すトーテム。
ここが誰かの夢なのか。
それとも自分の夢なのか。
それを示すトーテム。
テツガクちゃん
コマだったりするトーテムですね。
もし、誰かの夢なら。
コマは永遠に回り続け。
もし、自分の夢なら。
コマはやがて止まる。
そういうやつですね?
肯定
そう、そういうやつ。
もちろん、僕のはコブさんと同じではない。
僕のトーテムは――。
中間色の髪と瞳を持つ。
超・WAGAMAMAバディー。
ワガママ娘でアメリカ娘な格好。
イタリアサンバも踊れて。
重力だって外せちゃう。
太極拳を練習して。
シスの暗黒卿になった。
そういう世界三大ウサギの一羽。
竹取の国の愚かなFRウサギ。
愚者の辞書を持っているウサギ。
あの世からでも抜け出せるウサギ。
ワガママ・クイーン。
その隣が僕のゲンジツって夢。
だけど――。
テツガクちゃん
まだ今は昔な気がする。
そう思える誰かの夢の中。
そこから打電中。
トン、トン、ツー、トン。
トン、ツー、トン、トン。
冴える第七感。
エニグマ暗号解読感で。
目には見えないシャイニング。
ITを解読中ってわけですね。
肯定
そう、そういう事。
そして、ITは力強く返ってきた。
扉を蹴破るように、キック!
ベバリー・マーシュの如く。
偶然にしては。
あまりに親切過ぎる必然。
信じられないけど。
僕はトーテムがいない事を忘れていた。
隣にいるべきウサギを忘れていた。
自分で忘れていた事すら忘れていた。
そういう信じられない。
誰かのゲンジツって夢。
ITをココまで信じたんだ。
信じられない事があって然る。
そういう悪夢を信じていた。
だから、もう信じずにはいられない。
僕が忘れてしまったIT。
昔は信じられなかったIT。
今では信じずにはいられないIT。
僕のトーテムは――。
君の髪は春の空、4月のあけぼの、僕の夢も飛べる。
そういう希望の青春、脱獄の季節。
壁にリタ・ヘイワースをかけたら。
ウサギ狩りのシーズン、ウサギ追いし、かの山。
そういう故郷。
頼りになる相方の隣こそ約束のジワタネホ。
血の誓いを果たす時、浮かぶ――帰る時間だ。
Stayしがちな今から。
スタンド・バイ・ミーな夢へ。
生きとし生けるものは信じた未知へ進む。
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