仮説は余計なものが少ない方がいい。
カラッポの方が、ムを詰め込めるから。
根拠も裏付けも、トタン屋根の上に。
大切なのは、とり憑いた疑問符の奥の方にある、そのキモチ。
それが、何を立てるのか。ただ、それだけで。
テツガクちゃん
気づいてしまいました! 私!
仮説は裏付ける余計なものは。
少ない方がいいことに!
肯定
たしかにね。
裏付けるものが多ければ多いほど。
なぜか、遠くの存在になっていくような。
一つ、たった一つの。
大きな一撃の方が。
ロマンを感じる仮説だったり。
様々な視点で覗けば。
宇宙人はいるのかもしれない。
そんな可能性を見る。
一方、そもそも自分達自身が。
宇宙人という可能性を見る。
僕は後者の方に惹かれる。
シンプルな一撃は大きい。
仮説は余計なものが少ない方が。
惹かれるのかもしれない。
テツガクちゃん
ものが少ないどころか。
ゼロ、つまり無の方がいい気がします!
ほら、頭カラッポの方が 『ム』を詰め込める、と言うじゃないですか?
夢というム、無限なム、最強の矛というム、人を惑わす霧のム。
スペースがあれば、様々なムを詰め込めます。
肯定
なるほど、夢中な宇宙という感じだね。
情報をゼロにして、立てる仮説か……。
なんか物語に似てるね。
説を立てるために、様々な情報を使う。
だけど、その情報を少なくできたら。
いろんなものを詰め込めるスペース。
そんな夢中の宇宙ができる。
僕達もそんな物語を描きたいね。
今は、どうしても、何かの真似事の物語で。
情報が多めだけど。
いつか、無回転のナックルボールのように。
何もないところから説を立てる、そんな物語を。
テツガクちゃん
是非、やりましょう!
何の根拠も裏付けもありませんが。
仮説は、それでこそ仮説のような。
そんな気がします。
仮定の説に信憑性を求めるのは。
高校生にプロの技術を求めることに似ています。
もし、信憑性があったのなら。
それは仮説ではなく、事実です。
仮説はその未熟さが、最高の宝。
なんの根拠も裏づけもなく。
無限に広がるスペースの中に何を立てるか?
そのキモチの方が、大切のような気がします。
そんなキモチ、伝わるでしょうか?
虚は実を引く、とも言います。
私達が、ゲンジツだと信じているものが幻で。
幻だと思っているものが、ゲンジツ。
そんなとり憑いた疑問符の奥の方にある。
そのキモチがとても大切。
あなたならどんなキモチで、何を立てるのでしょうか?
凄く楽しみな物語です!
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