2025年2月26日水曜日

大きな魚はいなかった


 そこには大きな魚がいる。
 そう思って信じてきた。
 人と人を繋ぐ世界って概念が。
 だけど、違った。
 ただ、それぞれの認識を持った人がいるだけだった。


2025年2月25日火曜日

浮かぶ時間だ


 『EYES OF SKY』か『A Whole New World』。
 それを聴く時だけ消える、目の前の記憶が消える。
 そして、浮いていく、浮上する感覚が伝わる。
 柔らかく温かいが誰かがこう伝える。
 「浮かぶ時間です」と。


2025年2月19日水曜日

死体と同時に死人ではない


 デッドマン・ウォーキング!
 死人が、死人が歩いていく!
 そう仰ったパーシーさんは正しかった。
 確かにこの国では腐乱死体が歩いている。
 死体と同時に死人ではない――という事は?


2025年2月18日火曜日

全ては水のように


 この世界は幻でつくられていて。
 その幻は水のように巡る。
 人の期待が気体として漂い。
 見えない液体が流れて来る。
 そして、それが固体になった時、人はITを認識する。


2025年2月12日水曜日

透明なコートを忘れる


 人はいろいろ身に着けている。
 謎のマスク、覚えのない傷、ガラスの靴、魔法の帽子。
 それから――透明なコート。
 脱獄王、アンディ・デュフレーンさんも着ていたコート。
 それを自分も着ている事を忘れる――。


2025年2月11日火曜日

人の愚かさは魔法の帽子だ


 人の愚かさは魔法の帽子だ。
 電子の妖精だって、嘆きの天使だって。
 迷える恋ヶ窪さんも出てくる。
 スモークマシンもバブルマシンも。
 タイムマシンに全自動にんでぃん皮むき器。
 なんだった出てくる。


2025年2月10日月曜日

人は未来から過去に座礁した


 人は未来から過去に座礁した。
 確かに思える過去って座礁地帯には。
 様々な落し物があって、当然、持ち主もいる。
 どんなに信じ難いバカげた落とし物にも主がいる。
 サー・ジャック・マリックはシンデレラを見つけた。


2025年2月5日水曜日

歌に力があるわけじゃない


 魔法の呪文にたいした力がないように。
 歌に特別な力がある訳ではない。
 想いを込めて歌う人に力がある。
 英語が全くわからない私に誰が『Rock Star』か。
 伝えた、ハンナ・モンタナに力があった。


2025年2月4日火曜日

逆上がりもダメ、テストもダメ


 逆上がりできない。
 0点チャンピオンでもない。
 だけど、100点も取れない。
 もちろん、女の子にももてない。
 それで――どうして今にいるんだ?


2025年2月3日月曜日

それは嫉妬ではない


 この世、この国で語られる嫉妬。
 その多くは嫉妬とは程遠い欺瞞に過ぎない。
 おそらく、嫉妬対象だと思っていた名が消えたら。
 それは消えてしまうのだろう。
 もし、そうだとしたら、それはいかりだ。


スプーンなんてなく、大きな魚もいない

 生まれてすぐITを教え説かれる。  そして、ITを信じる集団に放り込まれ。  スプーンと大きな魚を信じ始める。  だけど、ある日、ふと思い出す。   スプーンなんてなく、大きな魚もいない。