2021年2月3日水曜日

LEDよりも

 
 今、流行はLEDだけど。
 気持ちを照らす灯は、60ワットじゃないと。
 眩しくてあたたかい、『東京60WATTS』じゃないと。
 昔はみんな、お世話になったんだぜ。
 LEDがない時は、ラジオスターのようにさ。





テツガクちゃん
 今、LEDに変わっていく。

 時代はいつだって。
 流行の新しいものへ変わっていく。

 ですが、その流れ行く中間には。
 60ワットが待っている。

 LEDよりも眩しくて、あたたかい。
 疲れも癒える灯が。

 そうですよね? 肯定さん。


肯定
 そうだね。
 歪む幻想とは違う。
 間違えようのない事実だね。

 今、この瞬間にある。
 気持ちの重さのように。

 ホント、最高だよ。
 60WATTS。
 西日が酷い部屋にも。
 届いているよ。

 西日よりも眩しいのに。
 苛立たしい暑さではなくて。
 あたたかいと感じる、程よい温度。

 溜め込んだ、いろんな気持ち。
 少しそれが軽くなって。
 『TOO MUCH PAIN』も癒える。

 まさかね。
 あの『陽のあたらない部屋』でね。
 こんな名曲が生まれたなんて。

 知らなかったよ。


テツガクちゃん
 私も知りませんでした!
 だって、ノストラダムスも教えてくれなかったのですから。

 ですが、それが嬉しかったです。
 偶然、出逢ってしまった。
 今、この瞬間の灯が。

 この借りは返せませんが。
 もう直ぐです。
 きっと、あと少しで。
 また、時代が来ます。

 『ラジオスターの悲劇』が。
 テレビスター、ネットスターの悲劇へ変わり。
 ラジオスターのバカンスになったように。

 LEDから、60ワットへ。


肯定 
 時代は繰り返すからね。
 また、そんな時代が来るね。

 今、必要なんだ。
 LEDじゃなくて、あの灯が。

 そんな今が。
 すぐすぐそこまでやってきてるぜ。
 
 陽のあたらない今を照らした。
 その灯が、この陽の下には必要なんだ。
 遠回りでも、世界は60WATTSのもの。

 昔はそうだったんだ。
 LEDがない時には、みんなお世話になったんだ。
 東京には60WATTSがないとさ。
 真っ暗なんだよ。

 もう直ぐだよ。
 陽のあたらない部屋からバイバイした。
 眩しくてあたたかい灯が。

 雨上がりの空を待つ。
 すべてのバカモノのために。
 腐った流行を疑い、続く全ての気持ちも。
 照らしてくれるはずだよ。 

 ありがとう、60WATTS。
 今も歌い続けてくれて。


テツガクちゃん
 ありがとう、夏時間の孤独感。
 ステキな灯に気づかせてくれて。

 肯定さんが明かした、気持ちは。
 ノストラダムスの寝言よりも確かですね。

 やっぱり、LEDより60ワットです。
 気持ちを照らす灯は。

 あなたの気持ちも。
 眩しくてあたたかい、60WATTSに出逢えば。
 きっと、朝までバカ騒ぎです。 

 例え、にっちもサッチモいかない日々でも。
 この灯が点いて響けば、関係ありません。 




それでは、また次の機会にお会いしましょう。

















0 件のコメント:

コメントを投稿

グリフィン理論

  いつだって10月だし11月だし3月なんだ。  このグリフィンさんの教えは贈り物。  誰だってジェイソン・ボーンだしジェームズ・エドワーズ。  ロバート・アンジャーでローン・レンジャー。  そして、ネオでもある……忘れているだけで。