私のどこが好きなの？
そんな面接みたいな質問をされても。
困ってしまう、ワガママ。
この気持ちを面接のように。
答えて欲しいのでしょうか？
テツガクちゃん
私のどこが好きなの？
そんな面接みたいな質問されても。
困ってしまいます。
面接のように。
答えて欲しいのでしょうか？
ですが、私は。
面接が苦手です。
肯定
僕も苦手だよ。
秘密結社『SYAKAI』の面接って。
お互い、嘘つき大会らしいからさ。
思わず、本心を明かせば。
どっちらけの雰囲気がだだ滑り。
それが、辿り着くのは難破船入り江。
テツガクちゃん
つまり……たから島ですね！
あの船、この船、その船も。
全ては、辿り着いた私のもの。
ですが、そんな宝物よりも。
欲しい、たからものは。
理由もわからず、制御できない本心。
圧倒的なワガママですから。
なかなか、面接のように。
答えられません。
答えられず、わからないほど。
好きな気持ち。
それから――。
肯定
『外は寒いから』って言って。
シーンとしても、許せる余裕。
それが、あれば最高だね。
いろいろ、あれこれ。
それどれ、なにゆえ。
そして、なぜならば。
そんなことを。
かっこよく決める前に。
隣が居場所になっていた、今。
その理由なんて、答えられなくても。
困らないのだから。
そこが好きな理由も。
テツガクちゃん
特別、なくても。
きっと、いいのでしょうね。
理由が明らかになれば。
納得安心できる気がしますが。
隙だらけの好きな気持ちは。
納得安心とは無縁の距離。
理由がわからないほどの。
夢の中にもあって。
いつ、さめてしまうか。
それも、わからないほどに。
マジに夢中です。
特別、安心納得できなくても。
自分の居場所は隣だと。
信じてくれる、誰かは。
とってもステキで面白いです。
あなたの隣も。
きっと、誰かの居場所なのでしょう。
凄く居心地のいい、居場所です。
とってもステキなあなたの魅力です。
居心地のいい理由。
それがわからず、答えられないほど。
なかなか離れられない、不思議なワンダーランド。
終わらないお茶会は延長戦です。
それでは、また次の機会にお会いしましょう。
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