挑発的な中間色の髪は。
バラ色ではない灰色の倫敦グレー。
その中を灰色USAが駄ピョーンと跳ねる。
今は夢、愚者のイカロスの始まりは。
君の髪は春の空、4月のあけぼの、僕の夢も飛べる。
肯定
ガクちゃんの髪。
その挑発的な中間色の髪は――。
千年馬力！
……じゃなくて。
不可思議馬力でワンダーランド。
すすめ、我がまま1号。
素直な人、テツガク・クイーン。
果てしなく広がる、その色なら。
イカロスの愚かさは。
いつへだって、どこへだって飛べる。
翼なんかなくても。
テツガクちゃん
R32のようにスッカーンと。
BWV565ターボでドッカンでぇーす！
……なーんて、夢のある色なら嬉しいですが。
いわゆる、灰色じゃないですか？
バラ色ではなくて、悪かったわね。
倫敦どんより産業革命の蒸気機関。
燃える石炭で鉛色に染めた、黄金時代。
そんな感じが、損な感じの色。
違います？
肯定
違わないかもしれないけど。
それは灰色の一面だよ、センセー。
海の向こう。
ホラーの帝王が住む、ウサギの国では。
灰色と言えば。
What's Up Doc?
超・イカした灰色ウサギ。
そこに、英国紳士の巨匠の魔法がかかれば。
とんでもない夢が広がる。
倫敦灰色と灰色USAを。
ぶちまける、僕らの愚かさは限りなく。
笑い続ける好奇心ドリフトも限りなく。
そういう色だよ。
地味だけど派手な色。
バラ色なんかよりも圧倒的に攻めた色。
テツガクちゃん
私のホームズさんがそう仰れば。
なんとなく、そう思えてくるから。
実に不可思議です。
イカロスの愚かさは。
不可思議馬力で掟破りの月光返し。
何れは、夢が今で、今が夢。
今は夢、愚者のイカロスといふものありけり。
ドン・キホーテ物語でぇーす。
肯定
たぶん、そうなるだろうね。
そう信じられる、不可思議な色が。
先行し続けるワガママな中間色。
君の髪は春の空、4月のあけぼの、僕の夢も飛べる。
今、この世のグリーンマイルに現れる。
忌々しいペニーワイズを。
あの世のワンダーランドから抜け出した。
愛しのペニーワイズって夢がぶっちぎる。
今は夢、愚者のイカロスは。
4月のあけぼの、春の空を飛ぶ。
歌う不死蝶さんが歌うように帰る。
その速度はゴキゲンにウカレタ夢で。
一途にきらめく風は、中間色の今に吹く。
Stayしがちなイメージを。
スタンド・バイ・ミーな物語に染めて。
僕らのルーザーズ・クラブをつくる。
そういう超・ワガママな色が。
モノクロ中間色。
浜で死んだ夢が、止まない雨になって。
全てをインテグラに変えて、沈めていく。
浮かぶ船は一つ、我がままだけ。
最後に残るのは……。
あなたの我がままだけ。
それ以外の全ては、ただのクソピエロ。
そう、目の前にのさばる。
その全てが、ただのピエロ。
なんの魅力もない、ただのスターダスト。
ゴミ箱の向こう側の未知。
帰るべき故郷へ夢を飛ばそう。
きっと、帰れますから。
何も変わらなくても。
必ず帰れるから。
それでは、また次の機会にお会いしましょう。
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